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Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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はじめまして、アクアリウムラボ8期の牧野です。
今回はラボにいるムラソイSebastes pachycephalusを例に、魚の体色変化についてお話ししようと思います!
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(ムラソイはスズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属の魚。漢字では斑曹以、英語名ではSpotbelly rockfishというように、腹部に斑紋が見られる。)

魚は色素胞という、体の色を変えるのに関わる細胞を体の表面に持っています。色素胞の中には色素顆粒という色のついた粒のようなものがたくさん入っていて、色素顆粒の色によって黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞に分けられます。色素顆粒が色素胞の中で広がったり縮まったりすることで、魚の全体の体色が変わって見えることになります。(色素顆粒を持たない白色素胞や虹色素胞なんてものもありますよ!)

色素顆粒の運動は環境の影響を強く受けます。一般的に、明るいところでは色素顆粒は色素胞の中心部に集まり、全体の体色も明るくなります。逆に暗いところでは色素顆粒は色素胞の全体に広がり、体色も暗くなります。周囲の色に体色をなるべく近づけて目立たないようにしているんですね。

ラボには二匹のムラソイがいます。そのうちの一匹はトップの写真です。水槽の掃除をしているときにお気に入りの暗い岩陰から出してしまったため、先ほど説明したような体色変化が起こっていると考えられます。
(次の記事に続く…)
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2017/03/14(火) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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