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Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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みなさーん、こんにちはー、
北里アクアリウムラボ4年の坂井でーす。

今回のタイトルは『偽りの”あい”』です。
と言っても、どろどろの恋愛を語るわけでもなく、
イギリス料理でもありません。
生き物の”EYE”すなわち”目”に関するお話です。

弱肉強食の自然界では、肉食魚はあらゆる方法で捕食をしようとしています。
獲物の後ろ側から近寄って死角から攻撃してくる魚、
眼を狙って攻撃しようとする魚もいます。
そんな肉食魚たちから身を守る手段として
幼い魚たち(の一部)が得たものがこちらです!

トゲチョウチョウウオ

トゲチョウチョウウオChaetodon auriga

カゴカキダイ

カゴカキダイMicrocanthus strigatus

この2種に共通して見られるのが、背びれ後方の黒い点です。
なんと、この黒い点が「偽りの目」の役割を果たすと言われています。
本当の目があるところは、黒い帯模様が重なり、ちょっぴりわかりにくくなっていますね。

ここに「偽りの目」があることにより、
後ろから近寄ってこようとする魚は間違えて前から寄ってきますので
すぐに気付いて逃げることが出来ます。
眼を攻撃しようとしてくる敵は間違えて背びれを攻撃しますが、
眼にダメージを負うよりは背びれが少しちぎれてしまうだけで逃げ切れます。
背びれは日が経てば再生しますしね。

また、単純に右を向いてると思っていた小魚が向きを変えずに左へ逃げたら
びっくりして一瞬の隙ができるかもしれません。

このように自然界で派手な体色をもつこの魚たちは
うまく敵を欺いて生き延びていくのです。

しかし、
カゴカキダイは大きくなると「偽りの目」は体を走る他の線と一体化してしまいます。
トゲチョウチョウウオの持つ「偽りの目」は大きくなってもありますが、相対的に小さくなり、
「偽りの目」としての役割は少なくなってしまいます。
幼い頃だけの防衛手段なのです。

ちなみにですが、
今回ご紹介したお魚たちのうち、
カゴカキダイはアクアリウムラボ入り口すぐの相模湾水槽で展示中です!
ぜひぜひ、見に来てください!

以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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2015/10/02(金) 18:07 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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