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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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皆さんこんにちは!!
ラボスタッフ3年クラゲ・深海生物担当のナベちゃんこと渡部でっす!

昨日山中さんが書いたブログに載ってた写真を見て、「これCDの表紙にそのまま使えそうだな」と思いながら一人で笑っていました( *´艸`)

さて、本校の北里大学には全国から受験して無事合格した新一年生がそろそろ入学してくる時期です。
地方から受験した方々は一人暮らしのための住居探しをしている頃でしょう(僕も福岡から上京してきたときは住い探しには慎重でした"(-""-)")。

ところが僕が専門にしているクラゲの中にはとんでもない所に子供を住ませるものがいるんですよ!!(;゚Д゚)
それがこちらです!!ジャーン!

IMG_3439.jpg

アマクサクラゲ(Sanderia malayensis)です!!
九州は天草地方から見つかったことが名前の由来なんです(^^)
クラゲを食べるクラゲで、餌はミズクラゲ(Aurelia aurita)の触手を少し切って与えています(数日経てばまた再生するのでご安心を)。

この子はまだ子どもですが、成長すると傘だけで20cmにもなるんですよ(≧▽≦)
このクラゲから生まれた子供(プラヌラと言います)は体にある微細な毛で頑張って泳ぎ、適した場所を見つけるとそこに付着してポリプという形態になります。

ポリプが付着する場所は種類によって異なりますが、アマクサのポリプは何とここに付着しようとするのです!

IMG_20150306_183434_201503231828088e7.jpg

実はサツマハオリムシ(Lamellibrachia satuma)の管の表面に付着するのです!!!!(;゚Д゚)
九州の鹿児島湾奥には水深100m付近に本種のコロニーがあるのですが、その管にはアマクサクラゲのポリプがびっしり付着していたことが報告されています!

アマクサクラゲの産卵は海の表層付近で行われると思われますが、そこから水深100mまで潜行してサツマハオリムシの管に付着するので、水温や水圧の変化は相当なものでしょう(・へ・)

そんな過酷な環境変化にもめげず、生きるために試練を乗り越えながら成長していくところは、僕の人生においても学ぶべき点が多いなと思います(クラゲに教えられるとは(笑)(;'∀'))

なぜこのような場所を選んで付着するのか、それはよくわかっていません。
近々、この様子をラボで飼育しているアマクサクラゲのポリプとハオリムシの管を使って水槽内で再現しようと考えています!!\(^o^)/

完成したらまた報告するので、楽しみにしていてください!!(≧▽≦)

それでは今日はこの辺で~~~(^^)/~~~
(写真提供して頂いた同じスタッフの坂井さんありがとうございました!)
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2015/03/23(月) 18:50 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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