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Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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皆様こんにちは!!アクアリウムラボ13期の飯塚です。
急に気温が跳ね上がって真夏の陽気になる中、皆さまいかがお過ごしでしょうか。熱中症などには気を付けていきたいですね。

さて、今回私が紹介するのは、魚の目です!!
『目は口程に物を言う』ということわざがありますが、それはお魚たちも同じなようで。
ラボにも大変興味深い目を持っている子たちがいるんです!!
今回はその中から、私のお気に入りの三種をご紹介したいと思います。

まずはこの子!!

アフリカハイギョ眼

ハイギョの仲間、プロトプテルス・アンフィビウス(Protopterus amphibiusu)です!!
小ぶりながらもパッチリとした目が本当にかわいい!
さらに目の表面がうっすらと青みがかっているので、遠くから見ると水色に見えるんです!
ぽけーっと開いた口と合わせて、非常に可愛らしい印象を与える私イチ押しの目です!!

続いてはこの子!!

オニダルマオコゼ眼


このブログでもおなじみのオニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)です!!
どこに目があるの?という方もいると思いますが(実際私も時々見失います…)、真ん中の上の方にある黒っぽい部分がこの子の目。
岩に擬態して獲物を待ち伏せするために、目まで岩に似せているんです!
また、海底から上を通る獲物を狙うため、目の位置・向きともに上の方へ寄っているという徹底ぶり。
絶対に隠れながら獲物を捕まえてやる!!という執念と、ここまで狩りに特化した体になった進化のすごさを感じますね!!

そして最後はこの子!!

黒目

黒い。そしてデカい。

アカマツカサ眼

とにかく黒目のインパクトが強い、この子の名前はアカマツカサ(Myripristis berndti)。
アカマツカサは夜行性で、暗い夜の海で餌を探す肉食の魚です。
この非常に大きな目は、少しでも多くの光を受け止めて、暗闇の中から獲物を探し出すための形なんだそうです!!
目の位置も体の横側で、泳ぎ回って獲物を探すのに適した広い視界を得られる場所に。
前述のオニダルマオコゼとはまた違った形で、狩りに合わせた目へと進化したんですね!!

この三種の他にも、アクアリウムラボには魅力的で興味深い目を持つ様々な魚たちが飼育されています。
ご来館の際にはぜひ、魚たちの目に注目してみてください!!
なお、現在アクアリウムラボは平日のみの完全予約制となっております。
ご予約は以下のURLからお願いいたします。


https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/faculty//aquarium/

最後までお読みいただき、ありがとうございました!!
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2022/06/01(水) 13:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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