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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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皆さんこんにちは!10期生の梶谷です!
週初めの台風は大丈夫でしたか?筆者は台風一過の暑さでぐったりしてます…。
今回紹介するのはこちら!

マボヤ
マボヤHalocynthia roretziと、

ヨーロッパザラボヤ
ヨーロッパザラボヤAscidiella aspersaです。

この子達、動いてない様に見えて立派な動物なんですよ!


ホヤはあちこちで見られる脊索(せきさく)動物です。脊索動物にはヒトを始めとした脊椎(せきつい)動物も含まれていて、実は心臓も胃も持ってるんです。
ではどの様に餌を食べるのか、下のマボヤの図をご覧下さい。
ホヤ構造

ホヤの仲間は海水を濾過する事でプランクトン等を捕獲します。まず入水孔から海水を取り込み、鰓嚢(えらぶくろ)という器官でプランクトンをこし取り、最後に出水孔から濾過した海水が出ます。こうして見ると、なんだかティーポットみたいな構造ですね!


この2匹は共に岩手県の北里大学三陸臨海教育研究センターからやってきました。しかし、この2種類が岩手県の漁業に与える影響は全く異なるものになります。
マボヤは古くから日本、特に三陸地方にて食用として流通しています。筆者も頂いた事がありますが、磯の香りと独特のエグ味があり、ビールと非常に良く合いました!


しかしもう一方のヨーロッパザラボヤ。名前に「ヨーロッパ」とある通り、海外からやって来た外来種なのです。以前、海外からの船にくっついてやって来たものが増殖し、今ではありふれた種になってしまいました。
更に、ヨーロッパザラボヤは養殖中のホタテの貝殻によく付着し、ホタテが食べるはずのプランクトンを横取りしてしまうのです!!!
そのため、この子はホタテを初めとした東北の養殖漁業に多大な影響を及ぼしています。


北里大学海洋生命科学部では、夏季実習にてホタテに付着したヨーロッパザラボヤの個体数を測定し、そのデータを三陸の漁協に提出しました。生徒が測定したデータが実際に漁業に貢献しているのです!
少しでも海洋生命科学部の活動に興味を持ったあなた!是非本学部にお越しください。学部の研究活動をより深く知ることが出来ます。
北里祭でも展示を行っているので、見に来て下さいね!
最後までお読み頂き、ありがとうございました!
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2019/09/11(水) 06:07 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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