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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは、8期の牧野です。
今日は極寒の環境に生きる魚についてお話しようと思います。
長年ラボで飼育されているこちらのゴマギンポStichaeopsis nana
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ラボスタッフが近づくとぐるぐる泳ぎ回る人懐っこいゴマギンポですが、飼育水の温度はなんと8℃!水槽の壁面は結露して、写真を撮るのにタオルで水滴を拭かねばなりませんでした。20℃以上の温水プールでも長く浸かれば人は寒さを感じますから、8℃の水がどれほど冷たいのかは言うまでもありません。
ギンポの仲間、特に南極や北極に生息する種は、体内の水を凍りにくくする不凍糖タンパク質を持っています。このタンパク質の働きは、細胞中にでき始めた小さな氷の結晶に結合してそれ以上の結晶化を防ぎ、細胞が壊れないようにするというものです。厳しい環境に生きる魚たちはこのように特殊な機能を備えて適応するんですね。
しかし近年、地球温暖化による急激な水温の上昇にからだがついていけず、魚たちが生息域を北上させていることをご存知でしょうか?これにより、低緯度域における漁獲量が大幅に減少してしまうと考えられています。
20170414_102807.jpg

この記事が環境問題についてもう一度考えるきっかけとなればうれしいです。ではまた!
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2017/04/17(月) 12:22 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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