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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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皆さんこんにちは!
北里大学アクアリウムラボ12期生の阿部です。


ポカポカと暖かい日差しが春を感じられるようになりましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
新学期が始まり、1ヶ月が経とうとしています。大学での新しい生活に少しずつ慣れてきましたが、気を緩めずに手洗い、うがい、マスク等の感染対策を万全に行い、体調には気をつけましょう。


話は変わりまして、今回はアカハライモリ Cynops pyrrhogaster を紹介していきたいと思います!

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アカハライモリは、有尾目イモリ科イモリ属に分類される両生類の一種で、水田や池、川の淀み等の流れのない淡水中に生息しています。

このアカハライモリの最大の特徴としては、なんと言ってもこの赤い模様のお腹!鮮やかで綺麗な赤い模様ですね。

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この赤い模様のお腹は、アカハラ(赤腹)イモリという名前の由来にもなっています。

アカハライモリは皮膚からフグと同じテトロドトキシンという神経毒を分泌します。このお腹の赤色は、外敵に毒をもっていることを伝える警戒色であると考えられています。
綺麗なものには毒があるということですね。

テトロドトキシンは非常に危険な毒ですが、アカハライモリを触っただけでは害はありません。触った後には目や口等を触らずに、しっかりと手を洗いましょう!


ところで、皆さんはイモリとヤモリの違いについてご存知でしょうか?

イモリとヤモリは名前と見た目が似ていますが違う生き物です。イモリは水中に生息しており、分類上はカエルの仲間の両生類になります。一方、ヤモリは陸上で生活しており、水中に入ることはありません。分類上はトカゲやカメの仲間の爬虫類に分類されます。

諸説ありますが、イモリは井戸を守る「井守」と呼ばれたことからイモリ、ヤモリは家を守る「家守」と呼ばれたことからヤモリという名前が付けられたと言われています。


今回紹介したアカハライモリはMB号館2階のラウンジ横に展示しています。現在はアクアリウムラボは閉館中ですが、開館しましたら是非見にいらして下さい!


最後までご覧頂きありがとうございました。


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2021/04/28(水) 11:33 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さんこんにちは!アクアリウムラボ11期生の小池です。4月になって3週間ほどたちましたが新生活が始まった方々は慣れてきた頃でしょうか?
さて、今回紹介する生体はこちらです。
4/21 ➀

こちらの生物はポリプテルス・エンドリケリー Polypterus endlicheri endlicheriです。こちらのポリプテルスは西~中央アフリカの河川や湖沼に生息しており、最大全長は70㎝以上にもなる古代魚です。性格は温和で個体によっては人が触っても逃げないほどです。(※むやみやたらに触ると生体にとってストレスになるのでやめましょう)

このポリプテルス・エンドリケリーの特徴はこの独特な鰭です。
4/21 ②
4/21 ③

(写真②、③https://zukan.com/fish/internal192より)
この鰭は小離鰭と呼ばれる独特の形をした鰭になります。この小離鰭は皆さんおなじみの魚であるサバやマグロ(写真はクロマグロ)なども持っていますが、これらの種が小離鰭を持つ理由とは異なっていると考えられています。しかし、ポリプテルスの小離鰭の役割は明確にされていないため、研究しがいがありますね!

また、ポリプテルスは我々と同じように肺呼吸とすることができます。肺呼吸といっても不完全であるため、すべてを肺呼吸で賄うことはできないのです。そして、肺呼吸を行う際には口から行うのではなく、呼吸孔と呼ばれる頭頂部の器官から取り込んでいます。この呼吸孔があることで肺呼吸の際に外敵から発見される確率が少なくなります。

最後にこちら!
4/21 ④
4/21 ⑤

なんとも言えない顔をしていますね…。ただ、これがポリプテルスの良さなのです。

さて、古代魚のもつ独特な雰囲気や特徴を感じていただけましたでしょうか?皆さんがポリプテルスに興味を持っていただけたなら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

2021/04/21(水) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さんこんにちは!アクアリウムラボ12期生の会田です。新年度が始まってはや1週間、私は新しいことばかりで全く気持ちが落ち着きません!皆さんはどうお過ごしでしょうか。
さて、いよいよ今回から私たち12期生もこのブログに参戦します!いろいろ至らない点もあるかとは思いますが精一杯頑張りますので暖かく見守っていただければ幸いです!
話は変わりまして、今回、私が紹介するのはビヨンセ顔負けの美脚を持ったコイツ・・・
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それがこちらの生物です!
こちらの生物はタカアシガニ Macrocheira kaempferiといい、普段は深海で生活を送っています。また、現生の節足動物の中では世界最大で、カニの仲間の中ではかなり古くから生息していることから「生きた化石」とも呼ばれています。
この生物の特徴は何といってもこの脚・・・・・・!!
甲羅から伸びる細く長いこの美脚は遠くから見てもとてもインパクトがあり、いろいろな人を魅了してきたことでしょう!また、この生物は節足動物門・十脚目・短尾下目・クモガニ科に分類されており、クモガニ科というだけあって確かに同じ節足動物門の陸棲のクモにシルエットはそっくりですよね。
現在ラボにいるタカアシガニはこの2匹。
dekakani2.jpeg
向かって右側のタカアシガニがカニコロ、そして左側のタカアシガニがカニカマという名前です。
ラボでは一般的な水族館と比べてもかなり至近距離からこの2匹を観察できるため、思う存分その美脚や甲羅の棘などを観察できるかと思います!こんなに大きいタカアシガニですが、実はあまり多くの餌を必要とするわけではなく、食性も雑食性です。それはタカアシガニが生息している環境に起因します。前述したとおり、普段タカアシガニは深海に生息しており、深海という環境は餌にありつけないことも多いためこのような食性になったと考えられています。
最後にラボにいるタカアシガニのおちゃめな部分をお見せしたいと思います。それがこちら!!
dekakani3.jpeg
ご安心ください!!!!!!!!死んでません!!!!!!!!!!!!!!!!!
海の甲殻類には上下をあまり気にしないものが多いらしく、このタカアシガニもその例に当てはまるようです。しかし、何も知らない側からすると、こんな姿を見せられたらギョッとしちゃいますよね。
そんなおちゃめな部分もある、美脚な生物タカアシガニ。少しでも皆さんのタカアシガニに対する好奇心を擽ることができていれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました!!



2021/04/14(水) 09:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!アクアリウムラボ11期生の栗原です。

いよいよ新年度が始まりましたね…!新生活が始まる方もそうでない方も頑張っていきましょう!

さて、今回紹介するのはラボの水槽で見つけたちょっと変わった生物です!

図1

それがこちらの生物です!(画質悪くてごめんなさい!)
こちらはクモヒトデと呼ばれる生物の仲間で、チビクモヒトデ Ophiactis savignyi といいます。
名前にもあるように、一見するとヒトデのようにも見えます。確かにヒトデ類もクモヒトデ類も同じ棘皮動物と呼ばれる大きな動物群に属していますが、実は全く別の生物になります。ではどこが違うのか、それは体の構造と移動方法を見ればわかります。

図2

ヒトデの仲間であるイトマキヒトデ Patiria pectinifera と比べてみましょう。クモヒトデは中央の丸い体(「盤」と呼ばれる部位)と細い腕の境界がハッキリとわかりました。それに対し、ヒトデではどこからが腕なのかよくわかりませんね。

次に、ヒトデの中心から腕の先を見てもらうと、何やらニョロニョロしたものが沢山出ているのがわかると思います。これは「管足」と呼ばれる棘皮動物に見られる器官で、ヒトデはこの管足を使って移動します。対してクモヒトデは移動に管足を使わず、あの細い腕をクネクネと動かして移動します。

他にも違いはありますが、この2点だけでも十分見分けることが出来ます。水族館などで見かけた際は観察してみてください!

この水槽で見つかったクモヒトデですが、実はどうやって入り込んだのかよくわかっていません!気づいたら水槽の壁にくっついていたのでとても驚きました。なので他の水槽にもいるのではないかと思い、探してみたところ…
本当に見つかってしまいました!

写真3

(とても小さいため画質が大変なことになってしまいました笑。赤い丸の中にいます。)なんとサンゴ水槽に敷かれた石の隙間でひっそりと生きていました。さらによく探すと同じサンゴ水槽の石の隙間に5匹程いることが確認できました。本当にどうやって入り込んだのか…。クモヒトデの生命力の凄さを感じることが出来ました。
これからもこの奇妙な生物を見守っていきたいと思います!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

2021/04/07(水) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |

皆さんこんにちは!
北里アクアリウムラボ11期生の渡部です。 
Hello!
This is Watabe of the Kitasato Aquarium Labo, Kitasato University

緊急事態宣言が明けましたが、まだまだ気の抜けない日々が続いていますね。北里アクアリウムラボも、昨年の3月から現在に至るまで、臨時休館させていただいております。
The state of emergency of the Greater Tokyo Area was lifted, however, we can not relax under the the spread of coronavirus. Kitasato Aquarium Labo has been temporarily closed since March last year.

そんな中ではありますが、本日は皆様に嬉しいお知らせをお届けすることができます!!
Today, I'm happy to inform you a exciting news!

なんと、深海クラゲの一種、ナデシコクラゲ(仮称)を、新江ノ島水族館、鶴岡市立加茂水族館とともに日本同時初展示‼︎することになりました
\(*゚▽゚*)/


The exhibition of the deep-sea jellyfish, Earleria purpurea started at Enoshima Aquarium (Fujisawa city, Kanagawa Pref.), Tsuruoka City Kamo Aquarium (Tsuruoka city ,Yamagata Pref.) and Kitasato Aquarium Labo for the first time in Japan. Tentative Japanese name is Nadeshiko jellyfish.
:)
プレスリリースはこちら↓
https://www.u-presscenter.jp/article/post-45697.html

今回はラボ日記特別編①として、クラゲ好きのスタッフが、Earleria purpurea ナデシコクラゲ(仮称)の魅力を余すことなく、お伝えしていきたいと思います(*´ω`*)
In this special edition of the diary of Kitasato Aquarium Labo, jellyfish-loving staff would like to show you about the charm of Nedeshiko jellyfish.
 

それでは、大変長らくお待たせしました。
まずはその姿をご覧下さい!!
Please take a look at it first!

 
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わー!
なんて可愛らしいクラゲなんでしょう(о´∀`о)
そして、なんだか美味しそうに感じてしまうのは、私だけでしょうか...
Wow!
What a cute jellyfish!
It seem to be delicious..., is it just me?

食べちゃいたいくらい可愛いです!!
It's so cute I could eat it up!!!!!!!

今回展示するナデシコクラゲは、水深1127mで発見されました。発見から展示にいたるまでの道のりは、次回の特別編パート2で詳しくご紹介します!お楽しみに。
The polyps of E. purpurea were collected from dee-sea floor at a depth of 1127 meters. The journey from its discovery to its display will be explained in detail in the next Special Part 2! Please look forward to it.

さて、ここからは、ナデシコクラゲちゃんの魅力をご紹介していきます!
I would like to introduce what makes Nadeshiko Jellyfish so special.

ナデシコクラゲの魅力
見た目がかわいくておしゃれ!
The charming points of Nadeshico Jellyfish    
It looks pretty and fashionable!

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まんまるの形をしています!
大きさは、ちょうど500円玉と同じくらいの大きさです!色はオレンジとピンクを混ぜたような淡い色で、とてもおしゃれ!
it is a round shape!
It's about the same size as a 500-yen coin!
The manubrium possessed crenulated lips and the stomach became dark purple. The four radial canals also turned purple in color. It is very fashionable!

和名は、口の色や形がお花のナデシコに似ていることから、本学部准教授の三宅裕志先生が名付けました。
Nedeshiko in the Japanese name means a fringed pink. The color and shape of manubrium of the jellyfish looks like a flower of Nadeshiko. This Japanese name was given by Dr. Hiroshi Miyake of the school of marine biosciences, Kitasato University.
 
ところで、皆さんはナデシコを見たことがありますか?見たことない方もいらっしゃると思いますので、お花屋さんで探してきました!
By the way, have you seen Nadeshiko?
I think some of you have never seen them, so I went to the flower shop to find them. 

じゃじゃーん!
Ta-da!!!!
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お〜!可愛いお花!
花弁(はなびら)の広がり方や、色がたしかにそっくり!? ナデシコの花言葉は、「純粋な愛(じゅんすいなあい)」だそうです!なんてロマンチック!
(*゚▽゚*)
Oh! What a pretty flower!
The way the petals spread and the color are just like them!
The language of Nedeshiko is "pure love"!
How romantic!!!
 

ところで、お花には花言葉があって素敵だなぁ、クラゲにもあったらいいなぁと思ったので、ナデシコクラゲちゃんにも花言葉!ではなく、海月言葉(くらげことば)を考えてみました!
I thought it would be nice if jellyfish also had the language of jellyfish as flowers, Because Cnidaria which including jellyfish, sea anemone and coral is called “Marine Flowers”. so I came up with “the language of Jellyfish” for Nadeshiko jellyfish!

ナデシコクラゲの海月言葉...
「未知なる世界への憧れ」
The jellyfish language of Nadeshiko jellyfish...
"Longing for the unknown world.”


ナデシコクラゲたちを観察し、調べていく中で、深海という遠い未知の世界への憧れがより一層深まったので、その想いを込めてみました。
As I observed and studied the Nadeshiko jellyfish, my longing for the distant, unknown world of the deep sea deepened, and I tried to express that feeling in this piece.

皆さんも、ナデシコクラゲちゃんに素敵な海月言葉を考えてみて下さい!
You can also give the Nadeshiko jellyfish a wonderful jellyfish language.

いかがでしたか??今後も、皆さんにナデシコクラゲのことを知っていただけるよう、スタッフ一同様々な方法を考えていきますので、お楽しみに!
Did you enjoy this blog ?
I would like to continue to introduce about Nadeshiko jellyfish in various ways for your interesting.

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
Thank you for reading to the end!!
To be continued, don’t miss it!

2021/04/06(火) 19:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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