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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!アクアリウムラボ 11 期生、大薮です!

海洋生命科学部の我々は、先日 1 年間のラスボスである後期期末試験を撃破し、今学年を締めくくったところでございます!!
コロナ禍で慣れないオンライン授業やリモートワークで大変だった方も多くいらしゃると思いますが、4月からのこの1年間、みなさんは自分をどう成長させることができましたでしょうか?

・・・ということで、今回のブログテーマは「成長の振り返り」とし、

アクアリウムラボのアマクサクラゲの成長を振り返ろうと思います!

※生体の詳しい情報が気になる方は 12 月 29 日のブログをご覧下さい!
http://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1318.html?sp



アクアリウムラボではただいま常設展示にてアマクサクラゲを展示しております!
このクラゲは、カサに点々(刺胞塊)が付いていることとドレスのような口腕(こうわん)を持つことが特徴です!
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ですがこのアマクサクラゲ、2020 年 11 月 25 日の記事にもあるように、米粒より小さな「ポリプ」という形態から「クラゲ」の形態になるまで、「アマクサクラゲを大きくし隊」の有志スタッフたちで育てたクラゲなのです!(クラゲは、見た目や機能の違いから成長段階によって呼び名が変化します!)


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↑こちらが「ポリプ」と呼ばれる姿のクラゲです!この小さな白っぽいふわふわしたもの 1つ 1 つが、皆さんがイメージするクラゲより前の段階の形態なのです。おおよそ 1~2mmです。ここからラボスタッフによる、アマクサクラゲ育成計画が始まりました!
アルテミアというプランクトンを餌として与えていました。(2020/9/17)







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こちらが「ポリプ」から少し成長した「エフィラ」(右:顕微鏡で拡大)になります!
大きく見た目が変わりました!この頃から、餌をアルテミアから「食用クラゲ」に変更しました!(「クラゲにクラゲを食べさせるの?」と思った方は、2020 年 11 月 25 日のブログをチェック!)
http://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1312.html?sp 











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こちらが先ほどより大きく成長した個体になります。この時大きいものでカサの大きさが5mm ほどでした!(2020/10/9)









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写真ですと少しわかりにくいですが、カサの大きさが約 7mm です。
・・・ん??右の写真をご注目ください!足のような何かが伸びてきていますね?!?!
これは「口腕(こうわん)」です!このひらひらを用いて餌を口まで運びます!(2020/10/16)












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カサが 10mm まで大きくなり、小さいながらも少しずつ「クラゲ」のようになってきましたね!↓は食餌の様子です。食用クラゲにアマクサクラゲが集まっています。
普段、アマクサクラゲはアマクサクラゲを共食いしている様子は見受けられませんが、食用として与えている別種のクラゲはもりもり食べます。目も鼻もないのに同種と異種を区別しているようで、不思議で興味深いです。
(2020/10/21)
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カサが 17mm まで大きくなりました!そしてそして、アマクサクラゲの特徴であるひらひらしたドレスのような「口腕(こうわん)」とカサの点々「刺胞塊」がよくわかるようになり、糸のような「触手」も伸びてきて、いよいよアマクサクラゲらしくなってきました!
(2020/10/30,31)















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おっと?!長い触手の本数が増えています!!もう立派なアマクサクラゲですね!!
シャーレに移してカサの大きさを計るのが少し可哀想なまでに大きくなりましたが、1匹に頑張ってもらい計測すると、約 35mm!!
アマクサクラゲは16本の触手をもちますが、成長を見ているとすべての触手が均等に伸びるのではなく、一部の数本のみが先に伸びて、成長するにつれて16本になるようです。これも不思議ですね。
(・・・もうそろそろ展示したい!!)(2020/11/12)






そして!育成計画始動から95日後の2020/12/21、
この子たちはめでたくバックヤードから常設展示へとデビューしました!!!!
(もう大きくてうまく大きさを計れません笑)
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「アマクサクラゲを大きくし隊」の有志スタッフたちによる、アマクサクラゲの飼育成長はいかがだったでしょうか?
私たちラボスタッフは、まだまだ知識も経験も少ないですが、様々な方からアドバイスをいただき、手探りではありますが、飼育も展示も、アクアリウムラボがより良い水族館になるように努力しています。
これからも、アクアリウムラボを応援していただければと思います。

(現在、アクアリウムラボは新型コロナウイルス感染拡大防止のため休館しております。再
開しましたらぜひお越しください。)

最後までお読みいただきありがとうございました。
アクアリウムラボ 11 期生 大薮

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2021/01/30(土) 15:06 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!
北里アクアリウムラボ11期生の魚住です。

お正月も明け、いかがお過ごしでしょうか?
コロナの収まりも見えず今後が心配になりますが、気持ちだけも前向きに日々頑張りましょう!

さて、今回はお魚の紹介ではなく展示しているお魚を説明する「解説板」の紹介をしたいと思います。
水族館や博物館などの展示している施設には生き物の名前を載せた「魚名板(ぎょめいばん)」と
生き物の生態などを解説する「解説板」があります。
魚名板では主に生態名と学名が書かれています。

魚名板 ヤマメ

全部を紹介したいところですが、是非見に来ていただきたいので抜粋して紹介したいと思います!

まずは、MB号館に入ってすぐにドーンっと見える淡水魚の水槽の解説板を紹介したいと思います。

でかすぎ問題

水槽にはヤマメ、ウグイなどがいます。先輩方から長年かけて可愛がられ、たくさん餌を食べていたため、
「でかすぎ問題」が生じたことについて書かれています。

調理方法

また、ラボメンバーは魚を見ることも食べることも好きなため、調理方法についても解説しています。

次に、わかりやすい4コマの解説板について紹介します。

共生の解説

ギンガハゼとニシキテッポウエビの共生について解説しています。
共生についてイラストで解説し、わかりやすく内容を4コマに収めるという技が感じられます。
あえてリアルに描くのではなく、可愛く表情豊かに描かれているのが漫画らしさがありますね!

最後に激推しの理由がよくわかるホンソメワケベラの解説板を紹介したいと思います。

愛でるホンソメワケベラ

下の米印にも書かれているように語彙力は低下しているかもしれませんが、
ホンソメワケベラへの愛がビシビシと伝わってきますね!
自分の好きな魚の可愛いさや魅力をみんなに知ってもらい!という気持ちは私もよくわかります!!!

解説板でも生き物の紹介の内容は様々で、面白いことを知ってもらえたでしょうか??
私的には写真ではなく、あえてイラストで生き物を描くことで目を引くなにかがある気がします!
コロナ対策のためラボが閉館しており、新しく解説板を作る機会がありません…。
開館した際には解説板をたくさん作っていこうと思います!
これからは展示物だけではなく、解説板などにも注目していただけると嬉しいです!

現在、アクアリウムラボは新型コロナウイルス感染拡大予防のため休館しています。
再開しましたら是非お越しください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

2021/01/20(水) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
あけましておめでとうございます!11期生の及川です。

みなさんは年末年始をいかがお過ごしでしたか?
お休みをのんびりと過ごすことが出来ましたでしょうか。

今回ご紹介するのは、ラボでのんびりと暮らしているネコザメ Heterodontus japonicus Miklouho-Maclay & Macleay,1884 です。
アクアリウムラボでは珍しい軟骨魚類の仲間です。

ネコザメ全体 写真1

優しく穏やかな顔立ちをしていて、とても可愛いらしいです。ネコザメの仲間は体が太く、頭の形がしっかりしているのが特徴です。「ネコザメ」という名前は、正面から顔を見たとき、眼の上がやや盛り上がっているところがネコの耳に見えることから名付けられたという説があります。

サメの仲間の中でもネコザメは、見た目同様大人しい性格の持ち主であると言われています。
同じ水槽に住むベラ達に、ごはんであるイカの切り身を横取りされかける場面がしばしば見受けられますが、彼らに攻撃することはなく、諦めずにこちらに向かって一生懸命顔を向けてくれる姿からも理にかなっているなと感じます。

日常の何気ない生き物達の行動が私達学生を感化し、成長させてくれていると思うと、感謝の気持ちは尽きません。

それでは、本題に戻りましょう。
一見優しそうで大らかなネコザメですが、怒ることもあります。
2つの背鰭にはそれぞれ棘があり、敵が襲ってきたときにこれを使って反撃をします。
また、もし飲み込まれてしまいそうなときには棘が引っかかり捕食を免れることができるんです。

ネコザメ棘 写真2

サメの仲間は水中を泳ぎ回るイメージがありますが、ネコザメは、比較的浅い海底に生息しており、岩礁などの身を潜められる場所を好みます。ちなみにラボのネコザメは水槽の端っこがお気に入り♥

ネコザメ端 写真3

体長に比べて大きめの胸ビレは、底を這うときに使います。一般的なサメのような流線形ではないため、もしかしたら泳ぐのは得意ではないのかもしれませんね。夜に餌を求めて動き回る習性があり、昼間はよりのんびりしています。

ネコザメ胸鰭 写真4

サメと言っても人に危害を加える事はなく、その愛嬌のある顔から水族館でも人気の生き物です。自然界での力感にあふれたサメのイメージを覆すとても可愛らしいサメです。

続きましてお食事シーン。
ラボのネコザメはイカの切り身を食べています。
自然界における主な食べ物は、貝類を始め、エビ、カニ、ウニなど、硬くてそのまま食べると痛そうなものばかり…。しかしネコザメの歯は硬い物を噛み砕くために特化した形をしています✨

ネコザメ歯 写真5

硬い殼を持つサザエを捕食する姿から、別名「サザエワリ」と呼ばれることもあります。
見た目に反してワイルドな一面もあるようですね♥

現在、アクアリウムラボは新型コロナウイルスの影響により一時閉館しております。
開館後お越しの際にはぜひご覧になっていただけたら嬉しいです♪
最後までお読みいただきありがとうございました。

2021/01/06(水) 11:59 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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