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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!アクアリウムラボ11期生の池羽です。
今回ご紹介するのはイシダイ(Oplegnathus fasciatus)です。
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石を噛み砕く歯を持つ魚、石(磯)に生息する魚であることが「石鯛」の語源とされています。
北海道を除く日本近海に広く分布し、成魚は体長50cm程にもなります。成長するほどに体の縞模様が薄くなります。

また、イシダイは釣りにくい魚として有名で、「磯の王者」なんて呼ばれることも。その強烈な引きに魅了されイシダイを狙う釣り人も少なくありません。

釣った魚を調理して食べる方も多いと思いますが、大型や老齢のイシダイはシガテラ毒という毒素を持っていることがあるため、注意が必要です。シガテラ毒は魚が本来持っている毒ではなく、食物連鎖により魚の体内に蓄積される毒素です。熱に強く、加熱調理では死滅しないためイシダイをさばく際に内臓を破らないようにし、腹の中をきれいに洗うことが食中毒の予防になります。

アクアリウムラボで飼育しているイシダイはまだ体は小さく、縞模様がはっきりとしています。可愛らしいですね。

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アクアリウムラボへご来館の際にはぜひ小さな磯の王者を見に来てくださいね。
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2020/02/25(火) 19:02 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆様こんにちは、10期生の遠藤です!

本日ご紹介致しますのはタカアシガニ!…
ではなくこちらのエボシガイです!

タカアシガニ顔面
エボシガイ

タカアシガニの外側に付着するエボシガイはヒメエボシ Poecilasma kaempferi とハダカエボシHeteralepas japonica と呼ばれるエボシガイです。
こちらのエボシガイたちはタカアシガニが北里アクアリウムラボに来た際に共にやってきました。
毎日アルテミアという動物プランクトンを食べてすくすくと育っています。
エボシガイは名前に「カイ」とついていますが、カニなどの甲殻類や漂流物に付着して暮らす甲殻類の生物です。
下の写真の手のような部分を「蔓脚(まんきゃく、つるあし)」と呼ぶのですが、どこかで似たような形を見た方もいるのではないのでしょうか?

エボシガイ蔓脚

実はこの蔓脚はテトラポッドなどに沢山ついているフジツボも持っており、これで餌をキャッチし食べています。
実際にエボシガイがアルテミアを食べている様子がこちら↓

エボシガイ 捕食
エボシガイ捕食

引っ込んだ‼︎
普段も衝撃が加わった際に蔓脚を引っ込める様子が見られますがご飯の時間は確実に見ることができます。

少しマニアックですがとてもかわいいエボシガイの様子をアクアリウムラボにて見てみてはいかがでしょうか?

2020/02/19(水) 20:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さんこんにちは!アクアリウムラボ11期生の阿部です。

今回ご紹介するのはユメカサゴ Helicolenus hilgendorfi です。

ユメカサゴ1


ちなみに漢字では「夢笠子」と書きますが、その由来は一説では頭部の出っ張っている棘が笠のように見えるためであるとも言われています。

ユメカサゴは主に水深200~500mの深海に生息する魚で、体長は25cm程です。
深海魚の特徴である大きな目や、体側に入った縞模様が印象的です。

実はこのユメカサゴ、高級魚としても有名なんです。刺身や煮付けで食べられることが多いのですが、身に脂がのりより美味しく食べられるのは12~3月の冬だそうです。まさしく今が旬と言えます!

さて、そんなユメカサゴですがアクアリウムラボでは深海水槽にて2匹飼育しています。
彼らには名前が付けられており、大きい方が「ちくわ」、小さい方が「はんぺん」といいます。同種でありながらそれぞれ個性があり、見ていて飽きません。
時にはこのように水槽内で寄り添う様子が見られることもあり、とても癒されます。

ユメカサゴ2

機会があればこの可愛い2匹をぜひ見てみてくださいね!

最後までお読みいただきありがとうございました。

2020/02/12(水) 19:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!アクアリウムラボ10期生の飯山です!
今回は私たちが作ったポリプテルス・パルマスの乾燥標本について紹介します。

昨年の冬、アクアリウムラボで飼育していたポリプテルス・パルマス P. palmas palmas の一匹が亡くなってしまいました。

私たちの元で命を全うしてくれた彼の為にも、亡骸は無駄にせず有意義に使ってあげたい。
そう考えた私たちは、彼を乾燥標本にすることにしました。

標本と言うとなんだか難しそうに聞こえますが、乾燥標本の作り方はとても簡単です。

1.解剖して内臓とエラを取り除く
2.水道水でよく洗う
3.潰れないようお腹の中に詰め物をする
4.風通しの良い場所で長期間乾燥させる

そうしてできた乾燥標本がこちらです。

ポリプテルス 乾燥標本(小) 1


ポリプテルス 乾燥標本(小) 2


ヤバい…めちゃくちゃカッコいい!!

ポリプテルスの身体は硬鱗で覆われているため、乾燥させても生きていた時とほとんど形が変わりません。触るととても硬いです。


ポリプテルス 乾燥標本(小) 3



また、特徴の一つである胸びれの発達した筋肉もしっかりと残っています!


ポリプテルス 乾燥標本(小) 4


この乾燥標本はアクアリウムラボの入り口近くのカップ麺自販機の横に、他の乾燥標本と一緒に展示してあります。
アクアリウムラボにご来館された際はぜひ、生体だけでなく標本にも目を向けてみてはいかがでしょうか。

2020/02/05(水) 20:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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