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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは、10期生の小川です。

突然ですがカニって泳ぐイメージありますか?
ありませんよね。カニは海底で横歩きしているイメージだと思います。


でも中には、泳げるカニがいるんです。


それが今回紹介するガザミ(Portunus trituberculatus です。

Screenshot_20190826-091706.png

別名をワタリガニといい、名前の通り、泳いで海を渡ることができます。


第5脚(一番後ろの脚)がオールのような形になっていて、この脚をバタバタさせて泳ぐのです。

sketch-1566730084627.png


下の写真でも脚をばたつかせています。

DSC_0707.jpg

泳ぐといっても速度はそこまで早くはなく、またカニの運命(さだめ)として、横向き、すなわちカニ歩きの方向にしか泳げません。
そんなですから、泳いでも天敵から逃れられないことも…

アクアリウムラボのガザミは現在バックヤードにいるので展示はしていませんが、いつか「泳ぐカニ」として展示されるかも。
ご期待ください!






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2019/08/28(水) 00:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
まだまだ暑いですね~
皆さんこんにちは!9期生の岩垣です。

今回紹介するのは、ラボのべっぴんさん、ハナミノカサゴ Pterois volitans
優雅な姿を持ちながら、実は背鰭と腹鰭、胸鰭に毒の棘を持つお魚なのです。

そんなハナミノカサゴが生息するのは、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、九州北岸・西岸、琉球列島、台湾東北部・南部、東インド〜太平洋、大西洋などなど。
そのインパクトある姿と毒棘を持つという特徴から、各地で親しまれています。

S__12025862.jpg


親しまれるということは、地域や国ごとの名称がたくさんあるということ。
多様な名称の一部を紹介します!

ハナミノカサゴ(花蓑笠)……標準和名。胸鰭と背鰭がヒラヒラと長く、蓑(みの)を被っているように見えることから。花は近縁種のミノカサゴより模様が華やかなために付けられました。

red lionfish……英名。こちらは胸鰭と背鰭がライオンのたてがみにみえることから。

魔鬼蓑鮋……中国名。魔鬼は悪魔、鮋はフサカサゴの意。悪魔の蓑をまとうフサカサゴ…恐ろしい…

ハニアファー……沖縄方言。由来は…わかりませんでした、うちなーんちゅの方、教えてくださいm(_ _)m


ちなみに近縁種のミノカサゴの別名にこんなのも…

マテシバシ(待て暫し)…三重県など。ちょっと待て、触るなよ、毒があるぞ、気をつけろよ。

ナヌカバシリ(7日走り)…広島県など。触ってしまうと、あまりにも痛くて7日間走り続けるぞという意味。


いかがでしたか?見た目から付けられた名前、特徴から付けられた名前、どれも言い得て妙ですね。

たくさんの名前を持つハナミノカサゴ。ラボの常設展示、毒魚水槽で今日も優雅に泳いでます。
ぜひ会いに来てください!


2019/08/22(木) 17:10 | コメント:0 | トラックバック:0 |

どうもみなさま。アクアリウムラボ9期生リーダーの末野です。

今回はラボ日記特別編!
私も乗せていただいた三重大学様の練習船、勢水丸による伊勢湾、熊野灘調査の様子をご紹介いたします!

勢水丸

                               勢水丸

勢水丸は三重大学様が所有する、洋上実習や海洋観測等を目的として建造された調査船です。
勢水丸について→ http://seisuimaru.bio.mie-u.ac.jp



今回私は運良く北里海洋の学生として洋上実習に参加させていただきました。また北里海洋のクラゲ博士こと三宅先生、沿岸生物学研究室の広瀬先生、私と同じ北里海洋の学生たち、そして新江ノ島水族館様のトリーターさんたちも共に乗船しました。
調査期間は7月22~26日の5日間。さあ、どんな出会いが待っているのでしょうか……



ちなみに今回の調査の様子は新江ノ島水族館様の「航海・採集日誌」でもご覧いただけます。こちらの方も是非!→ http://www.enosui.com/onboard.php


さて実は私、以前東シナ海の方で同じように洋上実習をした事があり、調査船による洋上実習は今回が2回目なのです。そしてその時に気づいたことがひとつ。

私、船にとんでもなく弱いのです(酔)。
ゲロッゲロのゲロゲロリンになります。今回は大丈夫かな……?

多少不安になりつつも、それ以上にワクワクする気持ちが止まりません。やはり腐っても海洋生命科学部の学生ということなのでしょう(笑)

そしてついに出航!



出航パネル



最初の採集は伊勢湾でのドレッジ。

ドレッジネット


写真のようなネットを海底へ降ろして曳き、生物を採集するというものです。この地点は水深が比較的浅い場所でした。
さ〜て、どんな生き物がいるかな……およよ?これは!

バット モミジガイ

ウシノシタ





たくさんのヒトデ!モミジガイ Astropecten scoparius の仲間でしょうか。そしてカレイの仲間であるウシノシタ Cynoglossidae の仲間も!また写真にはいませんが、シャコ Oratosquilla oratoria も捕れました。

シャコ…!是非ともラボで展示したい!とゆーわけで捕獲してイケスへ。採集した生物はえのすいトリーターさんたちと話し合って仕分けしました。一部の生体は既に新江ノ島水族館様で展示中のようです。新江ノ島水族館様にも是非訪れてみてください!



そしてついに伊勢湾を出て熊野灘へ!私が最も恐れる外洋です……。


外洋





一体どんな生き物たちと出会えるのか!
そして私は生きて帰って来れるのか!



次回!末野死す!(割とマジで)

ではまた!


2019/08/15(木) 21:03 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!アクアリウムラボ10期生の遠藤です。

本日は最近アクアリウムラボに来たカギノテクラゲ Gonionema vertens についてご紹介したいと思います。

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カギノテクラゲは直径2cm程の小さなクラゲです。「鉤の手」という名前のようにフックのような触手をもっており、その触手の先端にある付着細胞で海藻につかまり近くの餌を食べます。海藻につかまりながらゆらゆらと揺れる姿はとても可愛く癒されます。

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また、傘のふちにはオワンクラゲで有名な緑色蛍光タンパク質があり発光するため幻想的な様子を見ることができます。

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日本では春から夏にかけて見ることができますが、とても強い刺胞毒を持っているため海で見かけても素手で触らないよう気を付けてください!

アクアリウムラボではクラゲコーナーにてカギノテクラゲを展示しています。運が良ければ海藻につかまらず泳いでおるカギノテクラゲも見られるかもしれません!是非アクアリウムラボにて見に来てください!

2019/08/14(水) 18:55 | コメント:0 | トラックバック:0 |
暑い夏がやってきましたね~
こんにちは!10期生の篠原です!

先日はオープンキャンパスなどもあり,実際に北里大学に来た方も多いと思います.
アクアリウムラボを見学された方も,中にはいるのではないでしょうか?

そんな中私が今回紹介するのは常設展示されている個体ではなく,現在バックヤードで飼育されているハリセンボン(Diodontidae)です.
ハリセンボンと言われたら,体全体を膨らませてトゲが浮き出ている様子を思い浮かべそうですが,実は彼ら,毎日ずっとトゲトゲしているわけじゃないんです!

hari1

このように,普段は体全体がしぼんでいる状態で,トゲは浮き出ていません.
しかし,ひとたび自身の体に危険が及ぶと・・・

hari2

このように体全体を膨らませてトゲを浮き出させます!
この時は排水口に吸い込まれてしまっており,それにびっくりして体を膨らませていたようです.今では吸い込まれないように仕切りを付けているため,この姿をもう一度見ることはないでしょう.

このように状況によって姿形を変える魚もいるのです.
オープンキャンパスは今月の25日にも開催されます.是非アクアリウムラボにも足を運んでください!

最後まで見ていただきありがとうございました.

2019/08/07(水) 14:18 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんにちは!10期生の松澤です。

長い梅雨が明け、気温も上がり、海開きの便りが聞かれる頃になりました!

海に行った際、岩や砂に紛れて生物が隠れているのを見たことはありますか?

今回はアクアリウムラボの中で擬態のプロであるオニダルマオコゼの紹介をしたいと思います!

オニダルマオコゼ(学名;Synaceia verrucosa)は体長が40センチほどになります。体表はこぶ状でボコボコとしており、岩礁や砂に擬態して生活しています。

見てください!この恐ろしい顔!!
写真①
名前の通り”鬼”のようですね。

左側にいるのがオコゼで、右側に置いてあるのはサンゴが白骨化したものです。近くに寄って見てみないとなかなか見つけられないですね、、!
でもこの恐ろしい見た目のオコゼも可愛いところがあるんです💛

オニダルマオコゼは浮袋をもたないため、大きく重たい体を動かして泳ぐのはかなり大変そうです。
普段はじっと動かず、自分の近くに寄ってきた獲物を捕らえるので泳ぐことを必要としないのであまり不便はないようです。

私も実際に泳いでいる様子を見たことはなく、映像でしか見たことがありません。本当に運が良ければ見ることができるかもしれません!!

先日展示場所が変わり、オコゼをより間近に見ることができるようになりました!
水槽の上部に蓋がついていませんが、絶対に手を入れたりしないようにしてください。
猛毒ですし、餌と勘違いして噛みつかれる恐れがあります。

アクアリウムラボに是非足を運んでください(^▽^)/

2019/08/01(木) 23:40 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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