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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちはアクアリウムラボ9期生の萩島です!
前回サンゴについて紹介した記事を覚えているでしょうか?
前回の記事→http://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1087.html
今回はサンゴの写真を混ぜながらサンゴの分類について紹介したいと思います。
まず分類方法として学術的なものとアクアリウムで使われる分類があります。
我々が一般的にサンゴと認識している大半は、学術的に分けると刺胞動物・花虫綱・六放サンゴ亜綱or八放サンゴ亜綱に分けられます。
一方アクアリウムではソフトコーラル、LPS、SPSといった分類方法です。
ここでわかりやすいアクアリウムでの分類で説明したいと思います。
まずソフトコーラルですが文字通り、体表が硬い骨格で覆われずに軟らかく、死ぬと溶けて水槽になにも残りません(´・Д・)」
例えばムラサキハナズタ
Pachyclavularia violacera
IMG_5763.jpg
ムラサキハナズタはサンゴ飼育初心者の人にオススメされるほど丈夫な種になります!
普通の強制濾過(硝化反応のみに頼る濾過)と呼ばれる飼育システムでも飼育することが可能です。
簡単なサンゴとは言え非常に美しい蛍光グリーンで発色します。
次にLPS(Large Polyp Stony coral)ですがカッコ内の意味通り、大きなポリプを持つイシサンゴがこれに当てはまります。
例えばミズタマサンゴ Plerogyra sinuous
IMG_E5769.jpg
大きなポリプは写真のプクプク膨らんだものです。イシサンゴの部分はポリプの下にある白い骨格(炭酸カルシウム)のことです。
LPSは死ぬとポリプの部分が溶けて骨格のみが残ります。
ソフトコーラルからLPS、SPSになるにつれて一般的に飼育が難しくなります。特にSPSは圧倒的に難しいです。゚(゚´Д`゚)゚。
とは言えこのミズタマサンゴはLPSの中でも飼育は簡単でソフトコーラルからLPSにステップアップするのにもってこいの種です。
ちなみにSPS(Small Polyp Stony coral)について、これらの種は皆さんがすぐに思いつくであろう枝状のサンゴで、沖縄やオーストラリアなどで見られるやつらです。
こんな感じでアクアリウムでは大きく3つにサンゴが分類されています。
正直まだサンゴについて語れることがありますが今回はここまでにしておきますw
読んで頂きありがとうございました!
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2018/05/29(火) 12:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期生の野嵜です

今回は新しくラボに仲間入りした生体について紹介したいと思います
それはこちら!

Image_455bafc.jpg


ドチザメ Triakis scyllium 赤ちゃんです!
かわいい!目にいれても痛くないってこのことか!!
気が付いたら勢いで撮影会開いていました…
現在は、ネコザメと同居中です

Image_e835568.jpg


このドチザメはつい最近、採集で取ってきてくれました
ドチザメの孵化する時期が始まったのですね
つまり、この赤ちゃんを水族館だけでなく、海でも見れちゃうってことですよ!

そういえば、ラボの常設展示にもドチザメがいます

Image_9077d84.jpg

……でかい…………
給餌するときに少し怖いくらいなので、お世辞にもかわいいとは……
あんなにかわいい赤ちゃんもいつかはここまで大きくなるのですね……

ともあれ、新しく来た赤ちゃんの大きさならタッチプールで触れあうこともできそうです
まだわかりませんが、そのときが楽しみですね!
それではこの辺で!

2018/05/25(金) 16:38 | コメント:0 | トラックバック:0 |
どうも!9期生の中澤です!

今回はラボにはいないザリガニについてブログを書いて行きたいと思います。

アメリカザリガニといえば外来種であることがわからないぐらい身近にいて昔釣ったりした人も多いんじゃないでしょうか?

そもそもアメリカザリガニは食用ウシガエルのエサとして輸入されたのが日本に来た始まりと言われています!

そんな身近な水生生物アメリカザリガニですが、改良を通して今とんでもない進化をしていることを知ってるでしょうか?

例えば、カラーなどの単一色を持つザリガニやゴーストと呼ばれる色々な色を持つザリガニ、黒い体をしたシザーやブラックキング、黄色い体をしたゴールデンキングなど本当に色々な種類のザリガニがいます!

しかもこれらのザリガニは全てアメリカザリガニと同じ学名であるProcambarus(Scapulicambarus) clarkii

なんです。厳密に言うとspがついたりして少し違いますが…笑

つまりこれらのザリガニは全てほぼ同種であり別々の色をしたザリガニ同士を掛け合わせて子供の色の変化を楽しんだりも出来るんです!

しかも、ゴーストと呼ばれるザリガニは一つとして同じ模様のないザリガニであり、脱皮する度に模様が濃くなったりなかったところに模様ができたりする本当に面白いやつです笑

image1 (1)

脱皮前
image2 (5)

2回脱皮した後

そして更にこのような色のついたザリガニはアメリカザリガニと同じと言うこともあってかかなり丈夫なんです…笑

ちょっとやそっとじゃ弱ったりもせずにかなり飼育しやすいというのも魅力の1つです。

丈夫だからと言ってずっと放っておいたり世話をしないのはダメですが…笑

そんなザリガニですが意外と繁殖させやすいので僕の家で飼ってるゴーストもそろそろ繁殖しそうなんです!

もし増えたらラボに持ってくれば?とたまに言われるのでもしかしたら持って行くかも知れません…

もし、ちゃんとラボの人達と相談して持ってこれることになり展示ができたらアメリカザリガニから改良されたザリガニを是非見て欲しいです!

趣味全開の内容で申し訳ありませんでした…

それでは今回はこの辺で失礼します。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


2018/05/22(火) 19:24 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の冨田です。

寒暖差が激しい中、いかがお過ごしでしょうか。。。私はすっかり風邪を引きまして声が全く出なかったのがようやく治ってきました(汗)

さてさて今回紹介するのはマゴチ(Platycephalus sp.)です。

image1 (5)

『え?いなくない?』と思われた方!よーく探してみてください。ここにいます!

image1 (3)

自然界でもこのように上手に隠れてすぐ上を通った魚を一口で食べてしまいます。

マゴチは夏が旬の魚でシーズンにもなると『照りゴチ』とも呼ばれ値段が高騰する超高級魚でお刺身や寿司ネタとして扱われています。

ラボにいるマゴチはまだまだ小さいですが大きくなると50cm程になります。

そんなマゴチは2階に新しく立てられた相模湾水槽にいます!是非探してみてください!

なお相模湾水槽は現在もレイアウト変更中ですが特別に一部だけ公開しても良い許可が降りました!!こちらです!!

image1 (4)


何をモチーフにしてるんでしょうね〜みなさん分かりますか?レイアウト完成次第改めて紹介します!お楽しみに!

それでは今回はこの辺りで失礼させていただきます。



2018/05/18(金) 18:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
 
 こんにちは! 9期生の寺岡浩平です!
今回は日本では割と馴染みの深い淡水魚である ムギツク Pungtungia herzi をご紹介します!

ラボブログ用(ムギツク)


 ムギツクは頭から尾にかけて大きな黒いバンドが1本入ったシンプルながら見ごたえのある外見で、大きさは15cm前後です。
 昔から日本の本州や四国、九州に生息していて、食用にされる場合もあったそうです。私も昔近所の用水路で見つけては網で捕まえていたものです。
 しかし近年では土地開発などの関係で生息数が減少しているため、今後見かける機会は減ってしまうかもしれませんね...

 アクアリウムラボで飼育しているムギツクはいずれも性格が至って大人しく、同居人のフナやドジョウともケンカすることなく仲良くしています。水質や水温の変化にもある程度強く、餌の好き嫌いもほとんどなく何でも食べてくれるため飼育は簡単です。
 もし川や用水路などで見かける機会があったら捕まえて飼育してみてはいかがでしょうか?

 最後まで読んで下さってありがとうございました!

2018/05/15(火) 11:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の地齋美欧です!

今回紹介する魚はブラインドケーブカラシンAstyanax mexicanusです!

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顔をよーく見てみてください。何かに気付きませんか…?

そう、ブラインドケーブカラシンには目が無いんです!その名の通り、洞窟(cave)で生活しているため目は退化し、鱗で覆われているんです。

なぜ洞窟生活で目が退化したのでしょうか?
それは、洞窟内の食べ物や酸素が乏しい環境でエネルギーを節約するためだと言われています。視覚によるエネルギー消費量は多いことがわかっており、目を退化させることがエネルギー節約の大きな助けになるんです!

では、目が無いのになぜ餌を見つけたり障害物を避けることができるのでしょうか?
実は、ブラインドケーブカラシンは目が無い代わりに、水圧や水流の変化を感じる側線という器官や、嗅覚が発達しているため、問題なく生活をすることができるんです。ラボでも、餌をあげるとすぐに寄って来る姿がとてもかわいいです!

そんな特殊な姿をしているブラインドケーブカラシンをぜひ見に来てください!
最後まで読んでくださってありがとうございました!

2018/05/11(金) 16:57 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!9期の伊澤です。



紹介するのは、ギンガハゼCryptocentrus cinctusです。


名前の由来は体の側面に水色のドット柄があり、それが星空のように見えるのでハゼの研究をされていた皇后の美智子様によって命名されました。
ギンガハゼは黄色の個体と黒い個体の二種類がいて、主に見られるのは黄色の個体でラボにいる個体も黄色個体です。


ギンガハゼ




また、ギンガハゼはテッポウエビAlpheus brevicristatusが作った巣穴に共生することで有名です。ギンガハゼはテッポウエビが巣穴を作る際に見張りをするという役割を持つことで共生関係が成立しています。視覚的能力の劣るテッポウエビは巣穴から出る時に必ず第二触角を体や鰭に接触させていて、もし危険が迫るとギンガハゼが背鰭や尾鰭を微動させてサインを送り巣穴に入って危険を回避します。


このような性質はラボでも見ることが出来るので是非見に来てください!




2018/05/09(水) 15:50 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!9期生の田所祐輔です!

皆さんゴールデンウィークはいかがだったでしょうか?

僕はラボの作業と釣りに行った以外はダンゴムシのようにごろごろしてた気がします(笑)

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このような、陸にすむダンゴムシは皆さんも1度は見たことがあると思います。

今回は陸ではなく、海にすむダンゴムシを紹介したいと思います!

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これは、アクアリウムラボで飼育しているオオグソクムシBatbynomus doederleiniiです!

見るからにダンゴムシですね!

グソクムシの仲間は節足動物の中で、陸上のダンゴムシと同じ「等脚目(とうきゃくもく)」という分類に入ります!

足の数もダンゴムシと同じで、全部で14本あります!実際に数えました!

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今回紹介しているオオグソクムシは、深海にすむ生物ですが、ヒメスナホリムシExcirolana chiltoniや、イソコツブムシ属の一種Gnorimsphaeroma sp.など、浅い海にすむダンゴムシの仲間もいます!
写真の2種は僕が東京湾で実際に採取したものです。
上の写真がヒメスナホリムシで、下の写真がイソコツブムシ属の一種です。

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小さいですが、海に行ったときに探してみると見つかるかも!是非探してみてください!

そして、グソクムシが好きな人、海のダンゴムシに少しでも興味のある方は、現在展示中のオオグソクムシを是非見に来てください!

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最後まで読んで頂きありがとうございました!

2018/05/08(火) 18:22 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の高野紗衣です!

今回紹介するのはこちらのお魚、

Pseudogobio esocinus

カマツカ Pseudogobio esocinus です!
日本では北海道、青森以外のほぼ全土におり、
地方によってスナモグリ、カワギス、ダンギリボなど様々なよばれ方をしています。
もしかしたら、この別名ならピンとくる方もいらっしゃるかもしれませんね。


カマツカはコイの仲間で、川や湖の砂底に生息しています。
写真のように、ラボの水槽でも底の方でおとなしくしていることが多いです。

下向きについた口で砂ごと一緒にエサを食べ、砂だけをエラから吐き出すといった食事方法をとります。
コケや他の魚の残餌を食べてくれることから、水槽の掃除をしてもらうために飼われることも多いようです。
水槽の底でもごもごと口を動かしている姿はとてもキュートですよ♪

また、先ほど述べた別名の中にスナモグリというものがありますが、
これは、驚いたり敵が来た時にすぐに砂に潜ってしまうことから付けられた名前で、とても臆病な性格をしているようです。
水の澄んだ清流を好むことからも、繊細なお魚であることが伺えます。

ちょっぴり臆病な掃除屋さん・カマツカを、ぜひラボに見にいらしてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。

2018/05/04(金) 06:55 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんにちは、9期の鈴木香波です!

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今回紹介する魚はこちら



ゴンズイPlotosus japonicusです!

ゴンズイは海に住むナマズの仲間です。

背鰭と胸鰭に毒棘を持ち、死んでも毒が残るという特徴があります。「外道魚」として釣りをする人からはあまり良いイメージがないかもしれません。




でも、このヒゲと口をよく見てください!

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とっても可愛いですよね!しかもゴンズイは子供の時期からゴンズイ玉と呼ばれる群れを作り、それがとてつもなく可愛いんです!海でゴンズイ玉に出会うとグローブ越しにクリーニングしてもらうこともあります☺︎そっと手を出すと小さなゴンズイたちが群れてきて、たまらないです!(非常に可愛いですが、危険なのでマネしないでください笑)

更に冬のゴンズイはフグやオニカサゴなどの毒魚と同じく非常に美味しいそうです。なかなか食べる機会はありませんが、1度はたべてみたい…!




残念ながら、私のおすすめのゴンズイ玉をアクアリウムラボで見ることは出来ませんが、1匹でも十分可愛いので是非ゴンズイを見にいらしてください!

最後まで読んでいただきありがとうございました!!

2018/05/02(水) 15:18 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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