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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!9期の伊井です!

今回紹介するのはイトマキヒトデPatiria pectiniferaです。

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磯へ遊びに行ったことのある人なら一度は見たことがあるのではないでしょうか?

このヒトデの名前の由来ですが昔の糸巻きである苧手巻(おだまき)という道具に似ているからということらしいです。この苧手巻という道具、ネットで調べても画像が出てこなくてびっくりです(゚Д゚)
ちなみに、オダマキという同じ理由で名前を付けられたもあります。

次に食事ですが自然界だと動物の死がいや貝類を食べています。ちなみにラボではペレットをあげています!
そして驚きなのが食事方法でなんと自分の胃袋を出して餌を包み込み捕食しているのです!ワイルドですね~。

いかがでしたでしょうか?日本の磯ではよく見られるヒトデですが、今回紹介したことの中で知らないことがあった人もいるのではないでしょうか?「灯台もと暗し」ということわざがあるように身近にあることが実はあまり知らないということはよくあることです。
この機会にもし身近なもので気になっていることがあれば調べてみてはどうでしょうか!

最後まで読んでいただきありがとうございました!
それでは(^_^)/~

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2018/03/30(金) 17:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の有村です。




今回紹介する魚は,クエEpinephelus bruneusです。

幻の高級魚として有名なクエは、成長すると60cm以上まで大きくなる大型種です。水族館に行くと、大きなクエがゆったりとしている光景、結構見ますよね。

そんなクエの若魚がラボにいます。


クエ




模様がはっきりしていて可愛いですね。

クエは「九絵」と書いたりすることもありますが、これは若魚に見られるこの不規則な模様からきているそうです。

更に「垢穢」とも書いたりしますが、これは成魚になり模様が薄くなった姿が垢で穢れている、汚れているように見えるからだそうです。
ただの悪口です。

ちなみにクエは「雌性先熟」という性質を持っており、雌で生まれてきて繁殖を済ませたあと性転換し、雄として子孫を残すので、基本的にはデカイのが雄で、ちっこいのが雌です。
「どんだけ~」な特徴ですね。




なにはともあれこれから若クエがどう成長し変化していくかが楽しみですね。

最後までご覧いただきありがとうございました。

2018/03/27(火) 15:08 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、ラボ8期の百瀬です(^-^)/

春が近づき、桜も咲き始めましたね!




ところで、突然ですがイモリ(Salamandridae科)とヤモリ(Gekkonidae科)の違いを説明することはできますか?

意外と知らない人も多いと思います。

ここで、今回はイモリとヤモリについて書こうと思います!




まず、最初にヤモリについてですが、ヤモリは爬虫類であり、カメ(Testudines目)やトカゲ(Squamata目)の仲間です。
ヤモリは漢字で「家守」と書き、名前の通りゴキブリ(Blattodea目)やハエ(Diptera目)などの害虫を食べ、家を守る生物として日本では古くから知られています。
また、ヤモリは主に陸上で生活しています。

ヤモリの代表としてこの子を紹介したいと思います!







ヒョウモントカゲモドキ







私が飼っているヒョウモントカゲモドキEublepharis macularius
パキスタンやアフガニスタン南東部に生息していますが、現在ではこの近辺の治安が悪化し野生のヒョウモントカゲモドキを見るのは困難に近いと言われています。





次に、イモリについてですが、イモリは両生類でありカエル(Mnura目)の仲間です。
イモリは漢字で「井守」と書き、水田などに生息する害虫を食べて井戸を守ってくれる生物として知られています。
また、イモリは水辺に生息しています。

イモリの代表としてこの子を紹介したいと思います!











アカハライモリ




ラボで展示している子で、アカハライモリCynops pyrrhogasterです!
アカハライモリはフグ(Tetraodontiformes目)と同じテトロドトキシンという毒をもち、お腹の赤色は「毒をもっているから近づくな」という警告色であると言われています。






このように、イモリとヤモリの違いは生息地の違いで考えるとわかりやすいかもしれないですね!

今回紹介した子以外にも、イモリやヤモリはたくさんの種類が存在し、体色も様々な為、調べるときりがないです(´・Д・)」





皆さんも家の周りや川の周りでイモリやヤモリを探してみて下さいね!
意外と近くにいるかもしれませんよ(=゚ω゚)ノ





それではこの辺で~(^-^)/
最後までご覧いただきありがとうございました!


2018/03/23(金) 12:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、ラボ8期の牧野です。
今回はイガイ類のある特性についてお話ししたいと思います。

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この写真を見て、お気づきになったことはないでしょうか??
イガイの周りに糸が見えますよね(私は最初釣り糸が絡まってると思ってました)。
実はこれは足糸という、体を固定する細い繊維です。
足糸の先に付いている粒々はイガイ接着タンパク質というもので、その名の通り接着剤の働きをします。
分かりやすく例えるならイガイは船、足糸はロープ、イガイ接着タンパク質はイカリ、でしょうか。

イガイ類などの基質表面固着型(岩盤などの硬い基質に直接付着する)貝類は、泳いでいた幼生が着底する際、まず足の内部にある足糸腺からコラーゲンの液状物質(海水に触れると硬化する)を分泌します。
次に足の溝に沿ってこの物質を基質まで流し、硬化して糸状になったら足を基質から離します。
これを何回も繰り返すことによって繊維状の足糸が完成するのです。

イガイ類はこの固着性ゆえに岸壁や水中構造物、船底などに密に付着し、汚損生物として問題となっていますがその反面、イガイ接着タンパク質が水中接着剤や生体膜の修復などに利用できることが最近の研究で分かってきたようです。
一見価値の無いようなものも(ムール貝は食用としてすでに価値はありますが)発想の転換や新たな気づきで価値を見出すことができる、良い例だと思います。
このことを頭に入れつつ、これから始まる研究を楽しんでいきたいと思います。

2018/03/22(木) 03:37 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!8期の竹村です。

3月になり,外もポカポカで暖かくなってきましたね。

ここ最近,ラボにも,新しい生体がやってきたので,新たに水槽を立てることが多くなってきました。

マダコ

→こちらは,マンスリーで展示中のマダコ Octopus vulgarisです。とても頭がいいので,逃げないように試行錯誤してこのような感じです(笑)
今回は,新しい水槽の中の,バクテリアについて簡単に書いていこうと思います!

生体によって排泄された糞尿やエサの残りから,バクテリアによってタンパク質がアンモニアに分解され排出されます。このアンモニアは,とても強い毒性を持つためそのまま放置すれば生体が死んでしまいます。

しかし,硝化菌の硝化作用によってアンモニアを毒性の低い亜硝酸,硝酸塩にどんどん分解することで,生体にとって安心な環境になるんです。また,この硝化菌の住みかとなってい所がフィルターの中なので生体を飼育するときにはフィルターが必要になるのです。しかし,硝酸塩を空気中の窒素にする(脱窒する)バクテリアは空気を嫌う嫌気性であるので,水槽内で行うのはとても難しいです。
そこで,日々の換水を行うことで,余分な硝酸塩を除去することができるのです。

この硝化作用は自然界にもあり,水槽内で作ることによって生体にとって良い環境をつくることができるのです。


ラボでもこのように換水表を作って毎日忘れずに換水を行っています。

換水表(一部)
→換水表の一部分です( ̄^ ̄)ゞ
今回のお話は,ちょっと難しいですが,僕も今後勉強していき生体にとって良い飼育をしていきたいです!

今後,新しい水槽を随時立てていく予定なので,お楽しみに!



2018/03/16(金) 19:27 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは。8期の桑名です(*^_^*)

今回ご紹介するのはこの ホシガレイ Verasper variegatus です。
実はこの子たち、12月にも紹介していまして。
そんな目新しくもない子たちをどうしてまた…
というのも。

前回では目だけを出している姿を、ぜひ探してね、という内容だったのですが。
今回は!

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どうですか、このアクロバティックさ!(笑)

餌をあげたあとに見てみたら、こんなに泳いでいました。
ひらひらとまるで空飛ぶじゅうたんのように泳いでいて、なんだか不思議です。
しかもなかなかのスピード!

ご来館の際にもこんな姿がお届けできたらと願っております\(^o^)/

2018/03/14(水) 14:12 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!8期の加畑です

気が付けば三月になり春も間近ですね🌸
春と言えば動物にとっては恋の季節だったりします。魚には繁殖期になると体や鰭の色が変化する「婚姻色」を出す種類も見られますよね!アクアリウムラボで飼育されている魚たちもそんな姿を見せてくれることがあるんです♪
今回は身近な川の魚ヤリタナゴTanakia lanceolataの繁殖期に見られるめずらしい姿を紹介します


ヤリタナゴのオスは繁殖期(晩春から初夏)になると体色や模様が鮮やかになりますが、それに加えて「追星」(おいぼし)という白い突起が口の上に多数できます。

ヤリタナゴ

人で言うと鼻先のようなところが白くなっているのがわかるでしょうか?
ヤリタナゴは凄く動き回るので写真がボケて見づらいのですが、この白い部分は小さな粒がたくさん集まってできています

「追星」ができる理由は諸説あり、一つはなわばり作りのとき侵入者を追い払うための武器として、他にはメスの産卵を促すために使うと言われています!
その名の通り敵を【追い】払う目印の【星】✨ということになるわけですね

そもそも「追星」という言葉を初めて聞いた方も多いのではないでしょうか?
実は私もこの様子が見られた時、なにかの病気じゃないかと調べてはじめて知りました。というのも魚の病気に「白点病」という体に白い点が現れるものがあり、それを疑っていたんです。魚を飼育したことがある人はご存知かと思います。
今回紹介した「追星」は魚の種類によって現れる箇所が様々なので、一見「白点病」と区別がつきづらい場合もあります。飼育している魚の体に白い点が現れたら、「追星」の可能性もありますが病気のこともあるので、その魚のどこに「追星」ができるのか繁殖期はいつなのかを調べたうえで判断してください!

記事の写真は去年6月に撮影したものなので、今年また「追星」が見られるのはまだ先かもしれませんが少しでも興味を持って頂けた方は是非アクアリウムラボまで見に来てくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!(*^-^*)

2018/03/09(金) 21:35 | コメント:0 | トラックバック:0 |
3月、春も近づいてポカポカ陽気…かと思えば夜はしっかり寒くてまだまだ防寒具が手放せませんね|ω`)
という訳で今日は花粉症の私ラボ8期加藤が鼻詰まり声でお送りしま……
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あ゛ー!!!

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喧嘩しないし仲良いなとか思ってたら
イイ感じの枕にされてました
(左上:オニダルマオコゼSynanceia verrucosa 右下:オニオコゼInimicus japonicus)

そんなことはさておき、先日なんとラボを(プチ)改築しました!!
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木材を切って……
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壁に貼っ付けました(要約)

地味なブツですが、コイツが意外と重要なんです。
魚を魅せるため、そして体調管理のためにも水槽ライトはラボに欠かせない物です。しかし毎日餌やりや水換えのために蓋の開け閉めをしていると水槽内に落として故障させてしまうことがどうしても起こり得ます。またプラスチック製の蓋にライトを直乗せしていると熱で変形する原因にもなってしまいます。

そこでッ
↑↑↑のようにライトをアームに固定し、前記の諸問題を解決しようという訳です!

バックヤードのことなので皆さんには実感しにくい変化だと思いますが、見えないところでもスタッフは頑張っているんだなーと知ってもらえたら幸いです(((^-^)))
最後まで読んでいただきありがとうございます。今日はこのへんで!

2018/03/06(火) 19:54 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!8期の大久保です。

いきなりですが、ここでクイズです!
この間、私はある海の生き物(写真)を食べたのですが、何でしょうか??

アメフラシ1
ナマコ?なんかの貝?
あっさり言っちゃいます、答えはアメフラシ Aplysia sp.です!

前回のブログと同じ生物の紹介ですがご了承下さい笑



先日、ラボのメンバーと地元の海に磯採集に行ってきました。
干潮時の潮溜まりを見てみるとそこら中にアメフラシが!!
もちろん採集したのですが、それだけだとつまらない、、

千葉県や島根県、鳥取県、鹿児島県の一部で食べられているという情報を聞いたので、せっかく沢山いるし一匹食べてみようということになりました。

アメフラシ2

アメフラシ3
立派なサイズの個体をゲット!

その後調理してみました。
内臓を取り除くため恐る恐る包丁を入れると、
アメフラシがぎょっと驚いたのかものすごいスピードで縮む、、
熱湯にポーンといれたら水の色が不穏な色に変わりました。

茹でること5分、、
アメフラシ4
5分の1ぐらいのサイズになってしまいました!


あとは包丁でカットするだけ
アメフラシ5


仕上げに酢をかけて出来上がり!(^∇^)ノ

アメフラシ6

食べてみたところ、味があまりしませんでした笑
弾力がかなりあったため、ずっと噛んでいるとうっすら貝の風味がした気がします。

私自身これまでアメフラシに興味がなかったのですが、
今回の経験を通してこの生き物のことを身近に感じられるようになりました。

自分で獲ってきたものを調理して食べてみるって面白いし、楽しいですよ!

アメフラシでなくても、みなさんも機会があれば意外な海の生き物、食べてみてください♩

2018/03/02(金) 09:33 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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