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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!7期生の藤木です!


今日お話ししたいのは、水位が変わる水槽にいたこの子!

メジタンGirella punctataです!

この子実は、もう展示されていないんです…

………

……



あ!別に死んじゃったわけじゃないんです!
ある大きな問題を抱えてしまったんです…

その問題とは…

まず、この画像をご覧ください…


これが、さっきのメジタンの成長した姿なんです…

つまり、問題とは
成長しすぎなんです!

大きすぎて、水槽に入らなくなっちゃったということです笑

実際の大きさを説明すると、最初の写真の時は3cmくらいだったのが、今はなんと15cmほどに成長したんです!

これからもどんどん成長して行くと思います!
その成長をブログに書こうと思いますので、メジタンの成長に乞うご期待!

では!

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2017/03/30(木) 19:25 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!七期の中根です。
暖かくなってきましたね(^^)。海に入ってじっくり生物を観察できる時期が目の前に迫ってきているのを肌で感じます(笑)

さて、モノ作りブログはいったんお休みさせていただいて、、、
今回はタツノオトシゴHippocampus coronatusの体色変化について書こうと思います。

以前のブログで書かれていましたが、タツノオトシゴはオスが育児嚢の中で子供を育てます。
これだけでも十分に面白い生物だと言えますね!


しかーし!!タツノオトシゴの面白さはこれだけではありません!!
なんとなんと!自分の周りの色に合わせて、体色変化をするのです!


はい、では実際に写真を見てみましょう!

IMG_8346.jpg
 ↑
黄色くなっています。奥の個体は特に真っ黄色になってますね!
この写真は自然光に近い光を当て、プラスチックの水槽内隔離ゲージに入れていた時の写真です。


IMG_8420.jpg
 ↑
こちらの写真では真っ黒です。
かなり暗めの白色光で、水槽の底面には黒い砂を引いた時の写真です。



IMG_8749.jpg
 ↑
三つめは脱色したかのような白色です!
深海のような暗く青黒い空間にしていた時の写真です。


上の二枚は、藻のような黄色と砂に溶け込んだ黒色に変化したことから、周りの色に溶け込んだのだと推測できますが...

最後の一枚!通常なら黒色になりそうなところですが、真逆の白色!
暗い水槽内に白色の体では直ぐに見つけられそうですが、これがびっくり!
パッと見た感じでは何もいないかのように溶け込んでいました。

......まるで忍者です(笑)


実際にタツノオトシゴの体色変化については、まだ仕組みが分かっていないそうです。
それでも、この写真に写っているのは全部同じ個体!いやぁ~!タツノオトシゴの体色変化恐るべし!ですね(^^)



それではこのあたりで!(^^)

2017/03/28(火) 16:43 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!7期の土 佳孝です!!
今回はラボで飼育しているお魚たちにあげているエサについて紹介しようと思います。
ただ紹介するだけではつまらないので、実際に私が食べてその感想を述べていこうと思います(笑)
IMG_0470.jpg

こちらが現在、ラボで使われている全ての乾燥エサです。
左側から順に解説していきます。


①フレーク
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このエサは主にネオンテトラParacheirodon innesiなどの熱帯魚にあげています。
お味の方は基本的に無味ですが、香ばしい風味がお口いっぱいに広がります。

②クリル
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このエサはミノカサゴPterois lunulata やシルバーアロワナOsteoglossum bicirrhosum にあげています。
お味の方は外はサクサク、中もサクサクで香ばしく、程よい塩味がついていて美味でした。しかし食べた後に殻の破片が口に残るのが残念…


③EP4
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このエサはドチザメTriakis scylliumやギンガメアジ Caranx sexfasciatus などの大型魚にあげています。
お味の方は基本的には味が無く、風味は香ばしい。例えると香ばしい風味のする、ダシを絞り切った後の煮干しといった感じです…


④EP2
IMG_0476.jpg
このエサはハオコゼHypodytes rubripinnis やキュウセンHalichoeres poecilopterusなどの中型魚にあげています。
お味の方はEP4と全く同じでした(笑)

⑤C2
IMG_0477.jpg

このエサは口の小さな魚や、幼魚などにあげています。
お味の方はEP4、EP2と全く同じでした(笑)

⑥コリタブ
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このエサは文字通り、コリドラスCorydoras aeneus にあげています。
お味の方は基本的に無味でしたが、非常に硬く、咬む砕くとジャリジャリとした食感が広がります。



いかがだったでしょうか?結局のところ、どのエサも美味しいとは言い難いですが、食いつきが良いことなどからお魚にとっては美味しいのでしょう。やはり魚を飼う上で、与えているエサの味ぐらいは知っておきたいところですよね(白目)

今回は乾燥エサだったので、次回は生エサに挑戦してみようと思います!!
それではこの辺で(^^)/~~~

2017/03/26(日) 14:05 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!7期田代です。

最近、磯水槽に新しい仲間が入りました!

DSC_3431.jpg

ナンオウフジツボ Perforatus perforatus  ですヾ(・∀・)ノ

当ラボのナンオウフジツボはサザエの殻にびっしり。びっしりついています。蓮コラダメな人は見てはいけませんね笑

なんと!このナンオウフジツボ。和名づけに我が大学のフジツボ博士こと、加戸隆介教授が携われたそうです!!
すごい!なんだってー!?…ということで、詳しくナンオウフジツボについて加戸先生にお聞きしてきました!




田代「失礼しまーす。」

…さすが加戸先生の研究室!フジツボがいっぱい!!


田代「フジツボって世界に何種類いるんですか?」

加戸400~500種類いますよ。」

田代「そっ、そんなに!!!?」

…加戸先生のご好意で沢山のフジツボの標本を見ることができました。(みなさんにもおすそわけ!)

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↑ムラサキイガイ Mytilus galloprovincialis についた アカフジツボ Megabalanus rosa
とってもきれいですね!白色でもアカフジツボなんだとか。紅白でめでたいですね!

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↑ラボの個体よりも大きいナンオウフジツボたち
今回の主役ですね。

DSC_3467.jpg
↑カメフジツボ Chelonibia testudinaria
ガチャガチャの景品にもなってましたね。

他にもたくさんの、それはもうたくさんのフジツボを見せていただきました。
しかし今回の目的はナンオウフジツボについてのインタビュー!他のフジツボの紹介はここまでにしましょう。


※※※以下、会話形式でナンオウフジツボを紹介します※※※


田代「ラボに新しく入ったナンオウフジツボについて教えてください!先生。」

加戸「ナンオウフジツボは2012年に秋田県にて移入が確認された外来種なんです。」


フジツボPOINT 【ナンオウフジツボは外来種】


田代「ええ!?外来種?それに、結構最近なんですね。」

加戸「そうなんです。もともと南ヨーロッパに生息するフジツボですが、近年(2006年)韓国で移入が確認されました。そのフジツボが日本にやってきたと考えられています。」

田代「直接ヨーロッパから来た可能性はないのですか?」

加戸「ないとは言い切れません。でもこのフジツボ、太平洋側に生息していないのです。」

田代「そうか、もともとヨーロッパから来たのであれば、発見されたとき、秋田県以外にも太平洋側で姿が確認されていてもおかしくないのですね。」

加戸「そういうことですね。その後青森県の日本海側や陸奥湾にて姿が確認されています。面白いことに、韓国に近い山口県などの中国地方沿岸にはいないのです。きっと海流が影響しているのでしょうね。」



加戸「でも、東北大震災以降、太平洋側にいないはずのナンオウフジツボが最近岩手県や宮城県で確認されているのです。」

フジツボPOINT 【震災によって生息域が太平洋側に拡大】

加戸「震災前は太平洋側に姿は見られなかったのですが、震災以降どんどん増えていることがわかりました。原因は震災復興のために新潟県や秋田県の港からやってきた台船(クレーンを積んだ自分では動けない四角い船。タグボートと呼ばれる船に曳船(えいせん)される)に付着したこのフジツボが、三陸の港で幼生を放出した可能性があげられます。その幼生が付着して成長し、繁殖を繰り返しているらしいのです。」

田代「震災によって急速に太平洋側に生息域が拡大したのですね。増えたナンオウフジツボの実害はあるのですか?」

加戸「うーん、ナンオウフジツボが増えたからといって他のフジツボ数が減っている報告はありません。ただ、サザエや岩ガキの殻にびっしりつくので見た目は悪くなるし、サザエなどにとっては殻が重くなって動きづらいかもしれませんね。漁師さんもフジツボを取る手間がかかってしまいます。まぁ、最近は取らないでそのまま販売しているところもあるようですが。」

田代「確かに見た目がグロテスクになりますね。今のところはあまり実害がなさそうでなによりです。」

加戸「今は環境にあまり影響を与えていなくても、今後どうなるかわかりません。地域の多様性の保存の為にも、ナンオウフジツボの生活史の解明、今後の分布拡大域の予測などが必要になっていきますね。」

田代「大変勉強になりました。ありがとうございました!」





…と、加戸先生に大変貴重なお話を聞くことができました。
ナンオウフジツボは外来種であり、また震災以降太平洋側に生息域が拡大している生物だったんですね。


そんなナンオウフジツボ、当ラボでサザエの殻にびっしりついて展示されています。運が良ければ餌を食べている姿が見れるかも!?
ぜひぜひ見に来てくださいね!

長くなりました、読んでくれてありがとう!ではまた♪ヽ(´▽`)




⭐おまけ⭐

加戸「南ヨーロッパ原産なのでナンオウフジツボと名付けたんですよ。」

田代「なるほど!」


2017/03/24(金) 00:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!7期生の武澤です。

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今回は、こちらの水槽の様子を覗いてみたいと思います!
みなさんはご覧になられましたか?流れの速い川を再現した、「激流水槽」です!
おやおや、さっそく、何かが中心に張り付いていますね・・・

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張り付いていたのは、ジュズカケハゼGymnogobious castaneusというハゼのなかまです。
お腹にあるヒレ(腹ビレ)を吸盤のように使い、あらゆる場所に張り付くことができます。
(訂正:上写真はジュズカケハゼではなく、ヨシノボリ属Rhinogobiusのなかまであることがわかりました。
訂正してお詫びいたします。種は現在、同定中です。)


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おっと!シマドジョウCobitis biwaeが激しい流れの中泳いでいます!がんばれ!

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こちらは流木の陰で休んでいる魚たち。この水槽にはじつはたくさんの魚が住んでいます。

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手前にいる、口先が白いのはヤリタナゴTanakia lanceolataです。ハトみたいでかわいい。
一本の黒い線が入っている細長い魚が、ムギツクPungtungia herziです。顔がかわいい。
奥にいる、キラキラしているのが、オイカワOpsariichthys platypusです。この水槽のなかで一番大きい魚です。

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以前このブログで紹介された(タイトル「ちょっとかわった日本の淡水魚」)、カマツカPseudogobio esocinusです。
この二匹はいつも仲良し!(^^)!

今回ご紹介した水槽は、アクアリウムラボ水族館の入口を入ってすぐ右手にあります。
私のだいすきな水槽です(*^^)vぜひ見に来てくださいね!!

2017/03/22(水) 18:05 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!7期のたかだです!∧( 'Θ' )∧

今回はカミクラゲSpirocodon saltatorについて紹介したいと思います!
こちらです、どどん!
image2 (1)

image3 (1)
かわいいですね〜!

このカミクラゲ、実はまだ赤ちゃんが見つかってないんです!
クラゲの赤ちゃんって??(ー ー;)

では少しクラゲの生活史についてお話ししたいと思います!

クラゲには様々な生活史がありますが、その中でもミズクラゲではプラヌラが何かに付着しイソギンチャクのような姿のポリプという無性生殖の時代を経て、ストロビラ、エフィラ、メテフィラを経て有性生殖を行うメデューサ(クラゲ)になります。
image1 (1)


なんだかむずかしいですね…!

ストロビラとはイソギンチャクのようなポリプからエフィラが剥がれるようなイメージをするとわかりやすいと思います!
ちょっと今回はここには軽くしか触れないのですが、何が言いたいかと言いますと、、、


カミクラゲではこのポリプにあたる世代が野外でさえ見つかっていないのです!!

しかしカミクラゲの属するヒドロ虫類の多くの種に見られるように、ポリプの世代が他の生物と共生生活を営んでいるという可能性もあると言われています…!

カミクラゲ自体はアクアリウムラボで見ることができるのにその前の段階つまり赤ちゃんを誰も見たことがないのです…不思議ですね……!

クラゲにはまだまだ生活史がわかっていない種がいます!
まだまだ謎がたくさんの生き物なのです!
なんだかワクワクしますね!
では、この辺で今回は失礼します∧( 'Θ' )∧

2017/03/21(火) 19:28 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんにちは!アクアリウムラボ7期の新村です。

今日は、ラボで飼育しているサンゴの中から コエダナガレハナサンゴ Euphyllia divisa を紹介します。


DSC_0611.jpg



以前にもお話ししましたが、コエダナガレハナサンゴは好日性ハードコーラルLPSに分類されるサンゴです。

ポリプがタコの足のように見えることから、別名タコアシサンゴとも言われます。

ラボで飼育しているコエダナガレハナサンゴはブランチタイプです。

そんなコエダナガレハナサンゴですが、最近、なんと骨格が枝分かれしました!(@ ̄□ ̄@;)!!


DSC_0670.jpg


照明が青いので少しわかりにくいですが、緑色のポリプの根元の白っぽい部分が新しく枝分かれした骨格です。

ソフトコーラルとは違い、コエダナガレハナサンゴのようなハードコーラルは骨格の形成に時間がかかり、加えて要求される水質

の条件が厳しいため、今回のような骨格の枝分かれはなかなか見られません!!私は初めて見ました。

私自身、実家でコエダナガレハナサンゴのブランチタイプを飼育していますが、まだ枝分かれには至っていません。

ラボのコエダナガレハナサンゴは絶好調です!

ちなみに、サンゴ水槽の水替えは Red Sea 社 製のサンゴ用人工海水である「CORAL PRO SALT」を用いて2日に1回20リットルほど行っています。

DSC_0673.jpg

このこまめな水替えがサンゴたちの調子が良い要因であることに間違いはないでしょう!!



今回の骨格の枝分かれを日々観察し、サンゴの成長を実感することが出来ました(>▽<)

とても嬉しいです!!!



このブログを読んで皆さんがサンゴにより興味をお持ちいただけたのなら幸いです。

ではまたお会いしましょう( ^ ^ )/~~~






  

2017/03/18(土) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
初めまして!新しく入った8期生の松原です(*^_^*)

今回は、ツノモエビHeptacarpus pandaloidesを紹介します!

2180.jpg

ツノモエビは北海道北部から九州南部のアマモ場などに生息しています。
体色は緑〜緑褐色の個体が多いようです。

ラボで見られるツノモエビはとても鮮やかな緑色をしています。この体色が保護色となり、アマモの中ではとても見つけにくいんです。

2179.jpg
↑ラボでは普段このように人工水草につかまっている姿を見ることができます。可愛らしい!(o‘∀‘o)*:◦♪

ぜひ、ラボの生物に癒されに来てください♪
では、今日はこの辺で!


2017/03/16(木) 11:34 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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2017/03/14(火) 10:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
はじめまして、アクアリウムラボ8期の牧野です。
今回はラボにいるムラソイSebastes pachycephalusを例に、魚の体色変化についてお話ししようと思います!
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(ムラソイはスズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属の魚。漢字では斑曹以、英語名ではSpotbelly rockfishというように、腹部に斑紋が見られる。)

魚は色素胞という、体の色を変えるのに関わる細胞を体の表面に持っています。色素胞の中には色素顆粒という色のついた粒のようなものがたくさん入っていて、色素顆粒の色によって黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞に分けられます。色素顆粒が色素胞の中で広がったり縮まったりすることで、魚の全体の体色が変わって見えることになります。(色素顆粒を持たない白色素胞や虹色素胞なんてものもありますよ!)

色素顆粒の運動は環境の影響を強く受けます。一般的に、明るいところでは色素顆粒は色素胞の中心部に集まり、全体の体色も明るくなります。逆に暗いところでは色素顆粒は色素胞の全体に広がり、体色も暗くなります。周囲の色に体色をなるべく近づけて目立たないようにしているんですね。

ラボには二匹のムラソイがいます。そのうちの一匹はトップの写真です。水槽の掃除をしているときにお気に入りの暗い岩陰から出してしまったため、先ほど説明したような体色変化が起こっていると考えられます。
(次の記事に続く…)

2017/03/14(火) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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