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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは 10期生の村井です。
6月に入り、頭の中に梅雨の文字が浮かぶ頃ですが、
皆さんは雨はお好きですか?

本日はラボの中で1番美味しいお魚、
マダイ Pagrus major(Temminck et Schlegel,1843)
について、私が最近知ったことをご紹介します!

日本では、タイはお祝いの日など何か特別な日に
丸々一匹食卓に...なんて、豪華で贅沢なお魚という
イメージがありませんか?
七福神の一人が笑顔で持っているくらいですから、
それはもう大変希少なお魚なのだろう...
と思っていたのですが、どうやらもっと身近なお魚みたいです。

昔は貴重だったようですが、今では養殖はもちろん、
品種改良まで成功した数少ないお魚のひとつなんです!
そのお陰で、一般の食卓にもマダイが並ぶようになりました。感謝!
しかし、貴重なものほど欲しくなるのは人間の性でしょうか...。笑

ところで養殖というと、卵から成体(出荷)まで、
その魚のすべての成長過程を管理する、という感じがします。
実際、陸上の生物の畜産や農業はそうであるものが多いですよね。

でも、お魚の場合はちょっと違います。
卵から管理するものもいますが、
海から仔稚魚をとってきて、そこから育てるという方が多いみたいです。
その理由は、人工的に卵をふ化させるのが難しい!など。
一方マダイは、品種改良までできたのですから、魚って様々で面白いですね!
ちなみに、その品種改良は、通常より早く成長する品種 だそうです。

そしてタイといえば、外見の鮮やかな赤色が思い浮かびますが、
養殖の個体は天然の個体よりも体の色が黒いそうです。
これは日焼けによるものだとか。
シートを被せて日光を防いでいることもあるそうです。
魚も日焼けするんですね!

最後までお読みいただきありがとうございます。

ラボのマダイは現在、入口を入ってすぐ右手の水槽で
今日も元気に過ごしております。お越しの際は是非ご覧ください!
雨宿りにちょうどいいですよ。^^
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2019/06/07(金) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の冨田です。

今年も厳しい暑さを感じる時期になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか…。

さて、そんな暑さを感じる直前の4月下旬と5月下旬に私は岩手県大船渡市にある北里大学海洋生命科学部付属三陸臨海教育研究センターを拠点に、所属している研究室のメンバーとサンプリングに行ってきました。

サンプリングとは簡単に言ってしまうと生物採集のことです。仕事内容は他にもたくさんありますが、そのように思っていただいて構いません。

そのサンプリングで採集し、ラボに持ち帰ったギスカジカ Myoxocephalus stelleriを今回はご紹介します。

image1 (26)

この個体はまだ5cmくらいの大きさです。とにかく可愛さしかありません!!

採集した個体はタイドプール(潮溜まりのこと)で平和に暮らしていました。お母さんギスカジカはいないか、と先輩とともに探していると…

image2 (7)

いました~~~!!!40cmほどの立派なお母さん!!この大きさになると体重もかなりあるのでズッシリとしています。(この後、お母さんギスカジカは海へ返しました。)

ちなみに写真の私は平気でバス持ち(口の中に親指を入れて魚を持つこと)していますが、ギスカジカはそれなりに歯が鋭いのでバス持ちは危険です、絶対にやめましょう。

ギスカジカは東北以北で水揚げされるので関東で暮らす我々にとっては馴染みがない魚ですがお刺身やお味噌汁、鍋料理の材料として使われるようです。

持ち帰ったギスカジカはまだ子どもなので大きく育てることが出来たら三陸水槽の目玉になりますね!

アクアリウムラボにいる生体はこのように研究室で行われるサンプリングで採集されたものが多いです。

目まぐるしい日々に疲れたそこのあなた!暑くなった影響で日焼けもしますが、海に足を運んでみるのもいいですよ!自然に触れればリフレッシュできますよ!

それでは今回はこのあたりで失礼します。

※今回、採集した生き物は岩手県の特別採捕許可を得て採集しています。

2019/05/29(水) 14:53 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の白石です

突然ですが、私の両親の実家は両方とも鰻屋なんですよ
という訳で今回は幼少よりウナギ英才教育を受けてきた私がウナギの紹介をしようと思います!


ウナギ属の学名 Anguilla はラテン語で小さなヘビという意味です
その名の通りヘビのように細長い体ですが、ヒレやうろこを持つれっきとした魚類です

ラボで展示されているウナギはこちら、常設展に入って目の前の水槽にいる ニホンウナギ Anguilla japonica です

20190228190916736.jpg

頭に砂を乗せてかわいいですね~
夜行性で、日中は砂の中や岩の影に隠れていることが多いです

ニホンウナギは日本全域に生息していて、日本で一番よく見られるウナギです
一般的な鰻屋で食べられるのもこのニホンウナギです



さて、ラボにはもう1匹ウナギがいます
それがこちらの ニューギニアウナギ Anguilla bicolor pacifica です

201902281908582c5.jpg

今はバックヤードにいますが、実はさっき紹介したニホンウナギがやって来る前は同じ水槽で展示していたので、見たことある!という方もいるかもしれませんね

ニホンウナギと比べて頭が大きく、胴も太くて短いです
ニューギニアウナギはパプアニューギニアで発見された比較的新しい種で、バイカラウナギ Anguilla bicolor の亜種という説もあります
日本では南の方に生息していると言われています



この2種の他に日本にはオオウナギ Anguilla marmorata が生息していて、世界中ではウナギは全部で15~18種いるとされています
これを機に、生き物としてのウナギに興味を持ってもらえたらうれしいです


2019/02/28(木) 22:19 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!9期の横田です!

今回は何回か登場しているとは思うのですが、オニダルマオコゼ Synanceia verrucosa について新しい発見があったそうなので紹介したいと思います。

オニダルマオコゼといえば背鰭に強力な毒針を持っていて、とても危険な魚だということはよく知られていると思います。海水浴シーズンが近づいてきてるので、みなさんも踏まないように注意してくださいね!

image1_20180609114002a1f.jpeg

そんなオニダルマオコゼですが、顔面に飛び出しナイフを持っていたことが今年の4月ごろに発見されたそうです!
研究の報告によると、これは涙サーベルと呼ばれ、刃物状の突起がオニダルマオコゼの目の下の骨の部分にあり、頬の筋肉を使って飛び出す仕組みになっているそうです。しかし、これには毒は含まれていないらしいんです。(矢印の部分あたり) 

oni.jpeg
 
では、どのようなことに使われるのでしょうか??

涙サーベルは緑の蛍光色をしているらしく、岩などに擬態するオニダルマオコゼがそのような目立った色を餌をとる目的には使用しないだろうと考えられています。
では何のためか?それは、天敵から身を守るためだけでなく、仲間同士の争いに使ったり、求愛行動に使ったりする可能性があるそうです!
隠し持った武器!カッコイイですね!

また、現在オニダルマオコゼは134種が確認されていますが、それらの分類にも関わってくるのではないかと言われています。

オニダルマオコゼの新発見を紹介しましたが、おそらくラボで飼育している個体で確認することは難しいと思います!申し訳ありません!

このように知られている魚でも、まだまだ分かっていないことがあります。
みなさんも魚に興味を持って注意深く観察すると、大発見があるかもしれませんよ !
ぜひ、アクアリウムラボにお越しください!

2018/06/09(土) 12:34 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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2018/06/05(火) 12:38 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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