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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは、10期生の藤原です!

自粛解除からしばらく経ち、いよいよ新型コロナウイルスの第二波が押し寄せていますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
自粛期間中に、アクアリウムを初めとした生物の飼育をしたくなった方も多いかと思います。
そこで今回は、アクアリウムの様々な楽しみ方の一つである「色揚げ」についてご紹介いたします!

「色揚げ」とは、魚達が本来持っている体色をより鮮やかに綺麗にする工夫のことを指します。方法として、飼料や遺伝(血統)などの内部要因に工夫を施す方法、光や水質、底砂などの外部要因に工夫を施す方法などがあります。魚類の発色にはホルモンバランスが深く関わっており、中にはホルモン剤を投与する方法もあります。奥が深いです…

飼料や底砂の種類などの組み合わせ、各種要因の微調整、より良い色彩を持つ個体の選抜育種など楽しみ方は無限大にあります!

対象魚としては、ニシキゴイや金魚、各種熱帯魚やアロワナなどが有名です。
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ニシキゴイ(コイ) Cyprinus carpio

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コンゴテトラ Phenacogrammus interruptus

また、上記の魚種程ではありませんが、野生の魚や色揚げが盛んに行われない魚種に対しても多少効果が期待できる場合があります。

現在ラボで力を入れているのは、紺色の斑紋と黄金色のお腹に赤色の斑点が美しい、オショロコマ Salvelinus malma malmaです!

7-20[2018 オショロコマ]a
オショロコマ(Before)

こちらの写真は色揚げ以前の写真ですが、各種工夫を施すと…

S__38133773.jpg
オショロコマ(After)

ここまで綺麗になります!

新型コロナウイルス感染者による影響で、皆様にお見せ出来るまではまだ時間がかかるとは思いますが、ラボスタッフは日々邁進しております!
開館しましたら、是非このような小さな工夫・努力に注目していただけますと幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました!
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2020/07/01(水) 12:27 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、10期生の福室です。

今回はラボでもあまり目立たない生き物を紹介したいと思います。

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この魚はセルフィンプレコ(Pterygoplichthys gibbiceps)というナマズの仲間で、常設展でガーと共に展示されています。色が暗くあまり動かないので見逃してしまうことも多いかもしれません。ですがこの魚、実はある問題で取り上げられることの多い生き物なのです。
プレコの仲間は水槽のコケを食べることから観賞魚と共に飼育されることが多く、5cm程の幼魚が簡単に入手できます。しかしこの幼魚は短期間で急成長し、最大で50cm(種によってはそれ以上)にもなります。そこで飼育しきれなくなった人が日本の河川に放流し、特に沖縄で繁殖して問題になっています。
しかし、プレコの増殖による在来種や生態系への深刻な影響が確認されていないため、駆除などの対策はほとんど行われていないようです。
アクアリウムラボではこうした外来種問題に関する展示も行っています。
現在は臨時休館中ですが、開館しましたら是非見に来てください。
最後までご覧いただきありがとうございました。

2020/06/17(水) 00:15 | コメント:0 | トラックバック:0 |
みなさんこんにちは!アクアリウムラボ10期の幸田です。暑かった夏も終わり徐々に涼しい秋の季節がやってきました。みなさんは秋と言うとどんな魚を思い浮かべるでしょうか??秋刀魚(さんま)や鯵(あじ)、鰹(かつお)、鮪(まぐろ)などを思い浮かべるかと思います。そんな魚たちがいる中、秋が旬とはあまり知られていない生き物を今回は紹介したいと思います。
今回紹介するのはこちら!

うな重

鰻(うなぎ)です!!あ、これはうな重です(笑)美味しそうですねぇ〜!

天然のうなぎは冬眠をします。冬眠前に体力をつけなくてはいけないのでたくさんの栄養を蓄えなければなりません。そのため冬眠前の晩秋から初冬にかけて栄養を溜め込んだこの時期に取れる天然のうなぎは淡白であっさり、脂くどさを感じなくてとても美味しいそうです。

うなぎ

しかし、みなさんよく考えてみてください。「土用の丑の日」ってありますよね?みなさんは夏である土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣を聞いたことは無いでしょうか??うなぎの旬でもないのになぜ土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣ができたのか。この風習は江戸時代に誕生したそうです。天然のうなぎは冬が旬のためそれ以外の季節は取れても売れないという状態でした。そこで、うなぎ屋さんは平賀源内という人に相談したところ「丑の日に“う”の付く食べ物を食べると夏バテしない」という風習が昔からあったことに着目し、「本日、丑の日」と書いた張り紙を店先に貼っておくように勧めたところそのうなぎ屋は大繁盛し、他のうなぎ屋も真似するようになったと言われています。その伝統は今も受け継がれているそうです。



そんなうなぎですが、現在アクアリウムラボの常設展示としてニホンウナギAnguilla japonicaの展示をしています。普段は地面に潜っているためあまり見えないかもしれないですが、運がいいとこんな地面から顔をちょこっと出している可愛らしい姿が見れるかもしれないのでぜひアクアリウムラボに見に来てください!

うなぎ2

少し長くなってしまいましたが、最後までのご閲読ありがとうございました!
それではまた!

2019/10/09(水) 00:00 | コメント:1 | トラックバック:0 |
まだまだ暑いですね~
皆さんこんにちは!9期生の岩垣です。

今回紹介するのは、ラボのべっぴんさん、ハナミノカサゴ Pterois volitans
優雅な姿を持ちながら、実は背鰭と腹鰭、胸鰭に毒の棘を持つお魚なのです。

そんなハナミノカサゴが生息するのは、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、九州北岸・西岸、琉球列島、台湾東北部・南部、東インド〜太平洋、大西洋などなど。
そのインパクトある姿と毒棘を持つという特徴から、各地で親しまれています。

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親しまれるということは、地域や国ごとの名称がたくさんあるということ。
多様な名称の一部を紹介します!

ハナミノカサゴ(花蓑笠)……標準和名。胸鰭と背鰭がヒラヒラと長く、蓑(みの)を被っているように見えることから。花は近縁種のミノカサゴより模様が華やかなために付けられました。

red lionfish……英名。こちらは胸鰭と背鰭がライオンのたてがみにみえることから。

魔鬼蓑鮋……中国名。魔鬼は悪魔、鮋はフサカサゴの意。悪魔の蓑をまとうフサカサゴ…恐ろしい…

ハニアファー……沖縄方言。由来は…わかりませんでした、うちなーんちゅの方、教えてくださいm(_ _)m


ちなみに近縁種のミノカサゴの別名にこんなのも…

マテシバシ(待て暫し)…三重県など。ちょっと待て、触るなよ、毒があるぞ、気をつけろよ。

ナヌカバシリ(7日走り)…広島県など。触ってしまうと、あまりにも痛くて7日間走り続けるぞという意味。


いかがでしたか?見た目から付けられた名前、特徴から付けられた名前、どれも言い得て妙ですね。

たくさんの名前を持つハナミノカサゴ。ラボの常設展示、毒魚水槽で今日も優雅に泳いでます。
ぜひ会いに来てください!


2019/08/22(木) 17:10 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期生の本宮です。

不安定な天気が続いていますが、相模原キャンパス付近でもセミの鳴き声が聞こえるようになりました。
夏まであと少し!

さて、今回は魚の「吸盤」についてお話したいと思います。

水生動物には、吸盤を吸着させて摂餌や体勢の維持に役立てるものがいます。
魚もまた例外ではありません。
ラボの仲間たちと一緒に見てみましょう!

ヌマチチブ 吸盤

ヌマチチブTridentiger obscurusの吸盤。
ハゼ類では左右の腹鰭が合体して吸盤に変形しています。

フウセンウオ 吸盤

フウセンウオEumicrotremus pacificusの吸盤。
こちらも腹鰭が変形したものです。
ダンゴウオ類やクサウオ類の吸盤には肉質の突起が見られます。

コバンザメ 吸盤

コバンザメEcheneis naucratesの吸盤。
頭部の背面に小判型の吸盤があります。
こちらは背鰭が変化したものです。
吸盤にある隔壁と呼ばれるヒダが立ち、隔壁間の水圧を下げることで張り付く仕組みになっています。

簡単にではありますが、3種類の吸盤を紹介してみました。
いかがでしたでしょうか?

現在フウセンウオはバックヤードで飼育しているため見ることができませんが、ヌマチチブはMB棟1階、コバンザメはMB棟3階で見ることができます。
吸盤の形状、ぜひご自身の目で確かめてみてください!
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2019/07/24(水) 12:19 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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