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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!アクアリウムラボ11期生の釜崎です。3月に入り暖かい日が増えてきましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?私たち11期生は来月から始まる研究室生活に向けて、楽しみ半分ドキドキ半分な日々を過ごしています。

今回は皆さんに北里大学海洋生命科学部で行われている研究と関連のあるラボの生体たちをご紹介していきます!!

まずご紹介するのは……こちら!
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アクアリウムラボではミズクラゲを始め様々なクラゲを飼育しています。クラゲの生活史はさまざまな謎に溢れており(生活史についてはこちらhttp://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1323.html?sp)、日本でも大量発生が問題になったことがありました。そんなクラゲの研究を主に進めているのは水圏生態学研究室です。ここの学生に採集された個体がラボの展示にやって来ることもしばしば。この研究室ではクラゲ以外にも、アマモ場やサケ科魚類など幅広い研究テーマを取り扱っています。

続いて紹介するのはこちらの生体です!
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ラボではクサフグを飼育しています。
テトロドトキシンという強力な毒をもちますが、その毒はフグ自身ではなく微生物によって産生されたものだと言われています。その毒の謎をさらに解明しようと研究しているのが生物化学研究室。また、同じくフグの仲間であるトラフグに関する研究は水族病理学研究室水族生理学研究室など複数の研究室で進められています。ちなみに私は生物化学研究室所属でフグ推しなので、ラボにフグをじわじわ増やしていこうと目論んでいます。

最後は……こちら!!
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こちらの水槽は沿岸水槽です。中ではナマコやウニ、フジツボなどの無脊椎動物をメインに飼育しています。これらの研究をしているのが沿岸生物学研究室。動物班と植物班に別れて沿岸部に生息する底生生物の分類や生体調査などを行っています。魚に比べて動きが少ないように思われがちな生物たちですが、観察していると餌を取り合う姿や岩の頂上まで登って転げ落ちる姿など愛嬌のある活発な一面も見せてくれます!

ここで挙げた生体以外にも、研究室と関わりのある生体はラボにたくさんいます!海洋生命科学部で行われている研究が気になった方は、是非こちらを覗いてみてください!https://www.kitasato-u.ac.jp/mb/study/course/

北里アクアリウムラボは現在閉館中です。生体の様子はTwitterやInstagramで公開しておりますので是非ご覧下さい。最後までお読みいただきありがとうございました!(*≧∪≦)
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2021/03/10(水) 18:25 | コメント:1 | トラックバック:0 |
 皆様こんにちは!北里アクアリウムラボ11期の藤山です。
 通学路で日に日に強くなる金木犀の香りを感じながら、秋も深まってきたなぁと思う今日この頃ですが皆様いかがお過ごしでしょうか。ラボの生き物達は、入れ替わりこそあるものの概ね元気です。

 さて、9月2日のラボ日記(http://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1299.html)で紹介したウツボ(Gymnothorax kidako)ですが、この度展示することとなりました!「ジェイド」というかっこいい名前も貰い、現在MB号館一階のアクアリウムラボ前に居住地を移しています。今回はそんなジェイドがバックヤードから出てきて今に至るまでを紹介したいと思います!

 ジェイドは8月24日にバックヤードにやってきました。当時は名前がついていなかったのですが、誰がつけたのかいつの間にか水槽に「ジェイド」と貼られており、そのまま「ジェイド」がラボスタッフ達の間に定着しました。今回の展示を企画・担当したY君はもともとウツボの展示をやりたいと言っており、この時から企画案を意識していたと言います。実際に具体的な企画案を考え始めたのは9月に入ってしばらく経った頃、ジェイドが水槽の環境に慣れてきたくらいだそうです。
 
 アクアリウムラボでは今回のような新しい展示を設置する際、企画書を書いて学芸課程を取得している4年生に提出し、許可が下りたら設置します。企画書には展示の目的や、使用機材、展示方法(レイアウト)を記載するのですが、ジェイドはウツボの独特な特徴や生態を知ってもらうという目的でバックヤードから出てきました。この展示は9月15日には企画書が通っていたそうですが、担当者が忙しかったこともあり25日までバックヤードにいました。バックヤードにいるときは水槽の中に塩ビパイプが一つ入っているだけ、というシンプルなものでしたが、水槽を今の位置に引っ越してきた時、砂利や石などが追加されました。
 ちょうどこんな感じですね。
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 そして魚名板も解説もないのでは展示として成り立たない!というわけでそれらを現在Y君が作っています。自分から企画したというだけあって解説板だけでなく「ウツボ学」なる冊子を作るなど大変精力的です。また、これらの文章を作成するのに図鑑などの本を3冊、3日かけて読み込んだとも言っておりそこからも彼のウツボ愛が伝わってきます。
 その解説板や冊子ですが、こちらは実際に見にきたときのお楽しみです!残念ながらアクアリウムラボは現在閉館中で開館の目処も立っておりませんが、ジェイドの水槽のように展示も徐々に増やすなど、いつ開館してもいいようにスタッフ一同頑張っております。開館した際はぜひ足を運んでくださいね!
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2020/10/07(水) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
本日も北里アクアリウムラボブログをご覧頂き、ありがとうございます!11期の野口です。
北里アクアリウムラボのバックヤードにいるコイを紹介したいと思います。

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このコイ、何か違うように見えませんか...?
実はこのコイ、ただのコイでは無いのです!

それぞれの鰭が2倍以上の長さになっていて、コイはコイでも「ヒレナガニシキゴイ」Cyprus carpio var.と言います☺️

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コイと言えば上から見て楽しむ印象ですが、ヒレナガニシキゴイは上からはもちろん、横から見ても非常に楽しめますよね!!

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大きな鰭を靡かせながら泳ぐ姿は、天女の舞のように見えます...!

また、ヒレナガニシキゴイと魚類学者である上皇陛下にはとある関係があります。

遡ること43年前の1977年、当時皇太子であった上皇陛下が「インドネシアにいる長い鰭のコイと日本のニシキゴイを交配させてみては?」と提言されたのをきっかけに「ヒレナガニシキゴイ」が誕生しました。(参考: https://www.pref.saitama.lg.jp/b0915/kenkyuseika/hirenaga.html)

現在、皇居の庭園には黄金やプラチナに輝くヒレナガニシキゴイが泳いでいるとか...。

ニシキゴイと同じように、ヒレナガニシキゴイには色々な模様や色があります。是非お好みのヒレナガニシキゴイを探してみてください😊

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現在、北里アクアリウムラボはコロナウイルス感染防止のため閉館させていただいております。

開館の予定は決まっておりませんが、スタッフ一同、皆様とまたお会い出来ることを心よりお待ちしております。

Twitter、Instagramでは北里アクアリウムラボの生き物たちの様子を発信しています。是非ご覧になってみてくださいね!
Twitter👉 https://twitter.com/aqualabostaff?s=21
Instagram👉 https://instagram.com/kitasatomb?igshid=19xpzfq1wh9ox

最後までご覧頂きありがとうございました!

2020/09/23(水) 12:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!北里アクアリウムラボ11期生の寺澤です。
今日は9月9日。さあ皆さん、何の日かわかるでしょうか…?

そう!救急の日ですね!

ということで、気を抜くと救急車に乗ることになってしまうかも…?なんてことにならないようにアクアリウムラボにいる毒魚を一種紹介したいと思います。

それがこちら!!
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ゴンズイ Plotosus japonicus です!
こんなかわいい顔をしているゴンズイのどこに毒があるのでしょう?

正解はここ!!
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背鰭と胸鰭に鋭い棘があります。
この棘に刺されると非常に痛く、場合によっては重症化してしまうこともあります。
とても恐ろしいですね…。
しかもこのゴンズイ、堤防釣りで普通に釣れてしまうんです!
私も以前、友人たちと釣りに行ったときに、二匹ほど釣ってしまい、針を恐る恐る外したことがあります。とてもいい思い出です。

ではここで、もし刺されてしまった時の応急処置を紹介したいと思います!
それはずばり、やけどにならない程度の熱湯(約50度)に患部を浸す方法です。また、調べているうちに、面白い対処方法もあったので、紹介したいと思います。それは、カネボウ薬用入浴剤(旅の宿 草津)を溶かして患部につける、というものがありました。これをすることで、1~2分程度で解毒して毒の痛みが取れるそうです。本当かどうか定かではありませんが…。

いろいろな対処方法がありますが、早く医者に見せることが一番だと思うので、処置をしたからといって油断しないようにしてくださいね!

いかがでしたでしょうか?ゴンズイのような毒を持った魚を釣ってしまっても、気を付けるべきことが分かっていれば、いざという時に対処することが出来ます。毒魚はゴンズイ以外にもたくさん存在しています。調べていくうちに、え!?あの魚も毒を持っていたの!?というような発見もあるかもしれませんね!

現在、アクアリウムラボは臨時閉館中ですが、開館した際にはぜひお越しくださいね!
Instagramでもアクアリウムラボで暮らす生き物たちの情報を発信しております。

https://instagram.com/kitasatomb?igshid=vzfphlevj2dt

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

2020/09/09(水) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!
アクアリウムラボ10期の吉田です。

8月に入り猛暑が続いていますが、皆さん体調など崩されていませんか?
こんなに暑いと小さい池なんかは乾涸びてしまうのでは?なんて考えている今日この頃です🤒

さて、今回ご紹介するのは、そんな風に川や湖が乾上がっても生き延びる事が出来る驚異のお魚です。

それがこちら!!!


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うーんこの何とも言えない顔
プロトプテルス・アンフィビウスProtopterus  amphibius です。


世界で6種類確認されている「肺魚」の一種で東アフリカに生息しています。
ハイギョという名前の通り、魚類にして「肺」を持ち、「肺呼吸」をする事ができるのです。

水面で呼吸するプロトプテルス👇

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なるほど、それなら水が干からびても肺呼吸で生き延びられる……訳ではありません✖

アフリカでは、雨がよく降る「雨期」とほぼ降らない「乾期」の2つに気候が分かれています。

肺呼吸が出来ても、約4カ月間ある乾期の太陽にさらされ…皮膚が乾燥し干物になってしまいます🔥🔥

ではどうやって生き延びるのか、それは…


プロトプテルス

「全集中!肺の呼吸 繭ノ型 《夏眠》‼ 」


はい。

プロトプテルスを含む肺魚は、乾期になって水が少なくなると地中に潜り、自分の出す粘液と土とを混ぜて、自分を囲う『繭』を作ります。

この中で休眠、つまり夏眠(かみん)をする事で、乾燥を防ぎながら次の雨季まで生き延びるのです。


ちなみに、アクアリウムラボにいるもう一種の肺魚、ネオケラトドゥス(オーストラリアハイギョ)は主に鰓呼吸をしているので、肺呼吸が苦手。
オーストラリアの川に生息するため、夏眠の必要もありません。

ネオケラは過去の日記でもご紹介しています。
よろしければこちらもどうぞ→http://kalsdiary.blog.fc2.com/blog-entry-1204.html




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今回ご紹介したプロトプテルスは、海洋生命科学部3階にて展示されています。
一般の方はご覧いただけませんが、1、2階で展示された際には愛嬌のある姿を見に足を運んでみてください(^^)


それでは!


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現在アクアリウムラボは新型コロナウイルス感染拡大防止のため閉館しています。
Instagramでも情報を発信していますので、こちらも合わせてどうぞ👇👇
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2020/08/12(水) 18:40 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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