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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!七期の中根です!
気温もだいぶ暖かくなってきましたね。このポカポカな陽気で眠たくなってくる!という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

さて、今回は春の眠たさにちなんで、寝ているお魚さんがテーマです!


一匹目はシリキルリスズメダイChrysiptera parasema!!
綺麗な青色の発色が特徴です!

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二匹目はギンガメアジCaranx sexfasciatus!!
体色からメッキと呼ばれたりもします!

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三匹目はメジナGirella punctata
アクアリウムラボではいつも展示に出ている魚で、見るとホッとする可愛い魚です(笑)

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さて、このお魚さんたちの何が凄いのかと言いますと・・・・・・!!
ジャジャン!!
なんと夜の寝ている間は体色が著しく変化するんです!!!


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シリキルリスズメダイは夜になると青色の発色具合が著しく低下して、半透明に薄っすら青色が乗ったような色合いになります!




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ギンガメアジは夜になると体表の横縞が非常に薄くなります!




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メジナは夜になると、あら不思議!何故か迷彩柄に大変身!
さらに!昼間のグレーではなく、どちらかというと茶色のような体色になります!!




魚の体色変化って不思議ですね!(^^)

皆さんもご自宅で飼っている生き物が、夜と昼で何か変化がないか観察してみてください!
きっと飼育がもっともっと楽しくなるのではないかなと思います!(笑)

では今回はこの辺りで、、さようなら!



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2017/05/10(水) 20:56 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、8期の牧野です。
今日は極寒の環境に生きる魚についてお話しようと思います。
長年ラボで飼育されているこちらのゴマギンポStichaeopsis nana
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ラボスタッフが近づくとぐるぐる泳ぎ回る人懐っこいゴマギンポですが、飼育水の温度はなんと8℃!水槽の壁面は結露して、写真を撮るのにタオルで水滴を拭かねばなりませんでした。20℃以上の温水プールでも長く浸かれば人は寒さを感じますから、8℃の水がどれほど冷たいのかは言うまでもありません。
ギンポの仲間、特に南極や北極に生息する種は、体内の水を凍りにくくする不凍糖タンパク質を持っています。このタンパク質の働きは、細胞中にでき始めた小さな氷の結晶に結合してそれ以上の結晶化を防ぎ、細胞が壊れないようにするというものです。厳しい環境に生きる魚たちはこのように特殊な機能を備えて適応するんですね。
しかし近年、地球温暖化による急激な水温の上昇にからだがついていけず、魚たちが生息域を北上させていることをご存知でしょうか?これにより、低緯度域における漁獲量が大幅に減少してしまうと考えられています。
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この記事が環境問題についてもう一度考えるきっかけとなればうれしいです。ではまた!

2017/04/17(月) 12:22 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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2017/03/14(火) 10:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
はじめまして、アクアリウムラボ8期の牧野です。
今回はラボにいるムラソイSebastes pachycephalusを例に、魚の体色変化についてお話ししようと思います!
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(ムラソイはスズキ目カサゴ亜目メバル科メバル属の魚。漢字では斑曹以、英語名ではSpotbelly rockfishというように、腹部に斑紋が見られる。)

魚は色素胞という、体の色を変えるのに関わる細胞を体の表面に持っています。色素胞の中には色素顆粒という色のついた粒のようなものがたくさん入っていて、色素顆粒の色によって黒色素胞、赤色素胞、黄色素胞に分けられます。色素顆粒が色素胞の中で広がったり縮まったりすることで、魚の全体の体色が変わって見えることになります。(色素顆粒を持たない白色素胞や虹色素胞なんてものもありますよ!)

色素顆粒の運動は環境の影響を強く受けます。一般的に、明るいところでは色素顆粒は色素胞の中心部に集まり、全体の体色も明るくなります。逆に暗いところでは色素顆粒は色素胞の全体に広がり、体色も暗くなります。周囲の色に体色をなるべく近づけて目立たないようにしているんですね。

ラボには二匹のムラソイがいます。そのうちの一匹はトップの写真です。水槽の掃除をしているときにお気に入りの暗い岩陰から出してしまったため、先ほど説明したような体色変化が起こっていると考えられます。
(次の記事に続く…)

2017/03/14(火) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
みなさんはじめまして。新入りの8期生河下添です。

本日は普段誰も見ていない所でひっそりと過ごしている南国育ちのレアなこの子をご紹介したいと思います!
その子とは・・・?!こちら↓↓↓
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オニダルマオコゼSynanceia verrucosaです!!
よくみると小さな目と大きな口がありますね、ごつごつな体なのに可愛らしい顔で見入っちゃいますね(笑)
この子、皆さんご存知かもしれませんが、、、、
本当にびくとも動きません(゚△゚;ノ)ノ
なんと、野生のオニダルマオコゼさん達は人間が真横に来ても全く動かないそうですよ、、
そんなに動かなくて大丈夫なの?もしかして死んでる・・・?病気???((((;´・ω・`)))
初めてオニダルマオコゼさんを見たときはかなり心配しました(笑

もともと、沖縄に生息しており浅瀬でじっと岩に同化して生活しているそうです。海にいたら私、本当に気づかないだろうな・・・・
なんと、体が丈夫みたいで、ある程度空気にさらされても動じないようです。ますます心配になりますね(汗
調べてみると、野生のオニダルマオコゼさんたちにはこのような徹底的な岩の同化ぶりによって苔がはえたりや砂がかぶっていたりました。命を懸けただるまさんがころんだ、とでもいいましょうか。す・・・すごい。
その徹底ぶりもそのはず。。。万が一のために、実は、背びれにストナストキシンという、ハブの30~80倍の威力を持つ猛毒を持っています。胸鰭がとても大きいですが毒があるのは背びれだけなんですね。おそらく海底にいますから上からの攻撃を防ぐためでしょうね。
生きるための戦略でもありますが、これが海で遊ぶ観光客など人間たちが間違えて踏んでしまって大変な事になってしまうそうですよ・・・・。大人しいと思ったら、踏まれちゃって、危険生物扱いとは、、ちょっと悲しいですね(´;ω;`)
悲しくなったところで、また可愛らしいところの紹介に戻りますね(-∀-)

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こちらは去年の8月にアルパーク天満屋で催されたオーストラリアと南の魚水族館というところで私が撮影してきました
オニダルマオコゼさんです。学校のオニダルマさんとはちょっと違い、でしたね!同じ種なのに違いが大きく面白いですね!
お尻に小さくついている尾鰭が何とも可愛らしいですね!!!
ちなみに、この子もびくとも動いていませんでした(笑

魚の赤ちゃんは透明だったり、親とは違う形で生まれてきたりしますよね。意外なことにオニダルマオコゼさんは生まれてからずっとこの形だそうです。小さい時から鬼のような顔をしているんですね、ぜひとも見てみたいです。

オニダルマオコゼさん、学校にやってきてから実はまだ一度も展示されていないようです。水槽の下のろ過装置で今日もひっそりと暮らしています。早く水槽の生活に慣れていただいてみなさまにお目にかかれたらと思います!

読んでいただき、ありがとうございました。
それではこの辺で(〃▽〃)

2017/03/10(金) 16:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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