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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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みなさんこんにちは!アクアリウムラボ10期の幸田です。暑かった夏も終わり徐々に涼しい秋の季節がやってきました。みなさんは秋と言うとどんな魚を思い浮かべるでしょうか??秋刀魚(さんま)や鯵(あじ)、鰹(かつお)、鮪(まぐろ)などを思い浮かべるかと思います。そんな魚たちがいる中、秋が旬とはあまり知られていない生き物を今回は紹介したいと思います。
今回紹介するのはこちら!

うな重

鰻(うなぎ)です!!あ、これはうな重です(笑)美味しそうですねぇ〜!

天然のうなぎは冬眠をします。冬眠前に体力をつけなくてはいけないのでたくさんの栄養を蓄えなければなりません。そのため冬眠前の晩秋から初冬にかけて栄養を溜め込んだこの時期に取れる天然のうなぎは淡白であっさり、脂くどさを感じなくてとても美味しいそうです。

うなぎ

しかし、みなさんよく考えてみてください。「土用の丑の日」ってありますよね?みなさんは夏である土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣を聞いたことは無いでしょうか??うなぎの旬でもないのになぜ土用の丑の日にうなぎを食べるという習慣ができたのか。この風習は江戸時代に誕生したそうです。天然のうなぎは冬が旬のためそれ以外の季節は取れても売れないという状態でした。そこで、うなぎ屋さんは平賀源内という人に相談したところ「丑の日に“う”の付く食べ物を食べると夏バテしない」という風習が昔からあったことに着目し、「本日、丑の日」と書いた張り紙を店先に貼っておくように勧めたところそのうなぎ屋は大繁盛し、他のうなぎ屋も真似するようになったと言われています。その伝統は今も受け継がれているそうです。



そんなうなぎですが、現在アクアリウムラボの常設展示としてニホンウナギAnguilla japonicaの展示をしています。普段は地面に潜っているためあまり見えないかもしれないですが、運がいいとこんな地面から顔をちょこっと出している可愛らしい姿が見れるかもしれないのでぜひアクアリウムラボに見に来てください!

うなぎ2

少し長くなってしまいましたが、最後までのご閲読ありがとうございました!
それではまた!
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2019/10/09(水) 00:00 | コメント:1 | トラックバック:0 |
まだまだ暑いですね~
皆さんこんにちは!9期生の岩垣です。

今回紹介するのは、ラボのべっぴんさん、ハナミノカサゴ Pterois volitans
優雅な姿を持ちながら、実は背鰭と腹鰭、胸鰭に毒の棘を持つお魚なのです。

そんなハナミノカサゴが生息するのは、千葉県外房〜九州南岸の太平洋沿岸、九州北岸・西岸、琉球列島、台湾東北部・南部、東インド〜太平洋、大西洋などなど。
そのインパクトある姿と毒棘を持つという特徴から、各地で親しまれています。

S__12025862.jpg


親しまれるということは、地域や国ごとの名称がたくさんあるということ。
多様な名称の一部を紹介します!

ハナミノカサゴ(花蓑笠)……標準和名。胸鰭と背鰭がヒラヒラと長く、蓑(みの)を被っているように見えることから。花は近縁種のミノカサゴより模様が華やかなために付けられました。

red lionfish……英名。こちらは胸鰭と背鰭がライオンのたてがみにみえることから。

魔鬼蓑鮋……中国名。魔鬼は悪魔、鮋はフサカサゴの意。悪魔の蓑をまとうフサカサゴ…恐ろしい…

ハニアファー……沖縄方言。由来は…わかりませんでした、うちなーんちゅの方、教えてくださいm(_ _)m


ちなみに近縁種のミノカサゴの別名にこんなのも…

マテシバシ(待て暫し)…三重県など。ちょっと待て、触るなよ、毒があるぞ、気をつけろよ。

ナヌカバシリ(7日走り)…広島県など。触ってしまうと、あまりにも痛くて7日間走り続けるぞという意味。


いかがでしたか?見た目から付けられた名前、特徴から付けられた名前、どれも言い得て妙ですね。

たくさんの名前を持つハナミノカサゴ。ラボの常設展示、毒魚水槽で今日も優雅に泳いでます。
ぜひ会いに来てください!


2019/08/22(木) 17:10 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期生の本宮です。

不安定な天気が続いていますが、相模原キャンパス付近でもセミの鳴き声が聞こえるようになりました。
夏まであと少し!

さて、今回は魚の「吸盤」についてお話したいと思います。

水生動物には、吸盤を吸着させて摂餌や体勢の維持に役立てるものがいます。
魚もまた例外ではありません。
ラボの仲間たちと一緒に見てみましょう!

ヌマチチブ 吸盤

ヌマチチブTridentiger obscurusの吸盤。
ハゼ類では左右の腹鰭が合体して吸盤に変形しています。

フウセンウオ 吸盤

フウセンウオEumicrotremus pacificusの吸盤。
こちらも腹鰭が変形したものです。
ダンゴウオ類やクサウオ類の吸盤には肉質の突起が見られます。

コバンザメ 吸盤

コバンザメEcheneis naucratesの吸盤。
頭部の背面に小判型の吸盤があります。
こちらは背鰭が変化したものです。
吸盤にある隔壁と呼ばれるヒダが立ち、隔壁間の水圧を下げることで張り付く仕組みになっています。

簡単にではありますが、3種類の吸盤を紹介してみました。
いかがでしたでしょうか?

現在フウセンウオはバックヤードで飼育しているため見ることができませんが、ヌマチチブはMB棟1階、コバンザメはMB棟3階で見ることができます。
吸盤の形状、ぜひご自身の目で確かめてみてください!
続きを読む »

2019/07/24(水) 12:19 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんにちは 10期生の村井です。
6月に入り、頭の中に梅雨の文字が浮かぶ頃ですが、
皆さんは雨はお好きですか?

本日はラボの中で1番美味しいお魚、
マダイ Pagrus major(Temminck et Schlegel,1843)
について、私が最近知ったことをご紹介します!

日本では、タイはお祝いの日など何か特別な日に
丸々一匹食卓に...なんて、豪華で贅沢なお魚という
イメージがありませんか?
七福神の一人が笑顔で持っているくらいですから、
それはもう大変希少なお魚なのだろう...
と思っていたのですが、どうやらもっと身近なお魚みたいです。

昔は貴重だったようですが、今では養殖はもちろん、
品種改良まで成功した数少ないお魚のひとつなんです!
そのお陰で、一般の食卓にもマダイが並ぶようになりました。感謝!
しかし、貴重なものほど欲しくなるのは人間の性でしょうか...。笑

ところで養殖というと、卵から成体(出荷)まで、
その魚のすべての成長過程を管理する、という感じがします。
実際、陸上の生物の畜産や農業はそうであるものが多いですよね。

でも、お魚の場合はちょっと違います。
卵から管理するものもいますが、
海から仔稚魚をとってきて、そこから育てるという方が多いみたいです。
その理由は、人工的に卵をふ化させるのが難しい!など。
一方マダイは、品種改良までできたのですから、魚って様々で面白いですね!
ちなみに、その品種改良は、通常より早く成長する品種 だそうです。

そしてタイといえば、外見の鮮やかな赤色が思い浮かびますが、
養殖の個体は天然の個体よりも体の色が黒いそうです。
これは日焼けによるものだとか。
シートを被せて日光を防いでいることもあるそうです。
魚も日焼けするんですね!

最後までお読みいただきありがとうございます。

ラボのマダイは現在、入口を入ってすぐ右手の水槽で
今日も元気に過ごしております。お越しの際は是非ご覧ください!
雨宿りにちょうどいいですよ。^^

2019/06/07(金) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期の冨田です。

今年も厳しい暑さを感じる時期になってきましたが皆様いかがお過ごしでしょうか…。

さて、そんな暑さを感じる直前の4月下旬と5月下旬に私は岩手県大船渡市にある北里大学海洋生命科学部付属三陸臨海教育研究センターを拠点に、所属している研究室のメンバーとサンプリングに行ってきました。

サンプリングとは簡単に言ってしまうと生物採集のことです。仕事内容は他にもたくさんありますが、そのように思っていただいて構いません。

そのサンプリングで採集し、ラボに持ち帰ったギスカジカ Myoxocephalus stelleriを今回はご紹介します。

image1 (26)

この個体はまだ5cmくらいの大きさです。とにかく可愛さしかありません!!

採集した個体はタイドプール(潮溜まりのこと)で平和に暮らしていました。お母さんギスカジカはいないか、と先輩とともに探していると…

image2 (7)

いました~~~!!!40cmほどの立派なお母さん!!この大きさになると体重もかなりあるのでズッシリとしています。(この後、お母さんギスカジカは海へ返しました。)

ちなみに写真の私は平気でバス持ち(口の中に親指を入れて魚を持つこと)していますが、ギスカジカはそれなりに歯が鋭いのでバス持ちは危険です、絶対にやめましょう。

ギスカジカは東北以北で水揚げされるので関東で暮らす我々にとっては馴染みがない魚ですがお刺身やお味噌汁、鍋料理の材料として使われるようです。

持ち帰ったギスカジカはまだ子どもなので大きく育てることが出来たら三陸水槽の目玉になりますね!

アクアリウムラボにいる生体はこのように研究室で行われるサンプリングで採集されたものが多いです。

目まぐるしい日々に疲れたそこのあなた!暑くなった影響で日焼けもしますが、海に足を運んでみるのもいいですよ!自然に触れればリフレッシュできますよ!

それでは今回はこのあたりで失礼します。

※今回、採集した生き物は岩手県の特別採捕許可を得て採集しています。

2019/05/29(水) 14:53 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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