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Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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皆さんこんにちは!
北里大学アクアリウムラボ12期生の阿部です。


ポカポカと暖かい日差しが春を感じられるようになりましたね。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
新学期が始まり、1ヶ月が経とうとしています。大学での新しい生活に少しずつ慣れてきましたが、気を緩めずに手洗い、うがい、マスク等の感染対策を万全に行い、体調には気をつけましょう。


話は変わりまして、今回はアカハライモリ Cynops pyrrhogaster を紹介していきたいと思います!

2021042811114384a.jpeg


アカハライモリは、有尾目イモリ科イモリ属に分類される両生類の一種で、水田や池、川の淀み等の流れのない淡水中に生息しています。

このアカハライモリの最大の特徴としては、なんと言ってもこの赤い模様のお腹!鮮やかで綺麗な赤い模様ですね。

20210428112238bcb.jpeg


この赤い模様のお腹は、アカハラ(赤腹)イモリという名前の由来にもなっています。

アカハライモリは皮膚からフグと同じテトロドトキシンという神経毒を分泌します。このお腹の赤色は、外敵に毒をもっていることを伝える警戒色であると考えられています。
綺麗なものには毒があるということですね。

テトロドトキシンは非常に危険な毒ですが、アカハライモリを触っただけでは害はありません。触った後には目や口等を触らずに、しっかりと手を洗いましょう!


ところで、皆さんはイモリとヤモリの違いについてご存知でしょうか?

イモリとヤモリは名前と見た目が似ていますが違う生き物です。イモリは水中に生息しており、分類上はカエルの仲間の両生類になります。一方、ヤモリは陸上で生活しており、水中に入ることはありません。分類上はトカゲやカメの仲間の爬虫類に分類されます。

諸説ありますが、イモリは井戸を守る「井守」と呼ばれたことからイモリ、ヤモリは家を守る「家守」と呼ばれたことからヤモリという名前が付けられたと言われています。


今回紹介したアカハライモリはMB号館2階のラウンジ横に展示しています。現在はアクアリウムラボは閉館中ですが、開館しましたら是非見にいらして下さい!


最後までご覧頂きありがとうございました。


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2021/04/28(水) 11:33 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!11期生の柿原です。

緊急事態宣言が延長され、おうち時間を過ごす方も多いと思いますが、みなさんはどんな一日を過ごしていますか?
私は某ビデオアプリでアニメを見たり、ドラマを見たり、充実した日々を過ごしています!…そろそろ就活も頑張らないとですね笑


さて、今回のブログのテーマは『新たな生命の誕生』です。
先日、メキシコサンショウウオ(Ambystoma mexicanum)(一般的にはウーパールーパーと呼ばれます)の産卵がありました。そして現在は一部が孵化し、子供たちはすくすくと成長を続けています。

卵から孵化の様子をぜひ皆さんにも見ていただきたいです✨


・12/15 産卵
ウーパールーパーは一度に大量の卵を産みます!!透明な卵の中に丸い胚が見られますね。
ウパ1

・12/16(産卵後1日目)
まだ胚に変化はありません。
ウパ2

・12/18(産卵後3日目)
球体状だった胚が少し細長くなりました。
ウパ3

・12/19 (産卵後4日目)
なんと産卵から4日で…!!!ウーパールーパーの形に近い胚が見られました。こんなに早いスピードで成長するんだ、とラボスタッフも驚いていました。
ウパ4

・12/22 (産卵後7日目)
ウーパールーパーの形がしっかりしてきました!
ウパ6

▽拡大したらこんな感じ。
ウーパールーパーに特徴的な顔のピロピロ(専門用語では外鰓(がいさい)と呼ばれます)が観察でき、ラボスタッフ大興奮!!
ウパ7

・12/25 (産卵後10日目)
しっぽの部分までウーパールーパーらしくなってきました。
ウパ5

・12/31 (産卵後15日目)
孵化を観察!!新たな生命の誕生に感動と嬉しさが込み上げました。
ウパ8

・1/4 (孵化後4日目)
ウーパールーパーの赤ちゃんの可愛さに、ラボ一同ノックアウトされました。
ウパ9

・1/8 (孵化後8日目)
近くで見るとより一層可愛さが伝わってきます。愛くるしいですね…今ブログを書いている中の人は、母のような気持ちになりました。
ウパ10

・1/30(孵化後30日目)
なんと体長1.5cmを超える個体も観察できました!!見事な成長ぶりに感激です😂
ウパ11



ここまでウーパールーパーの産卵から孵化までご紹介させていただきました。いかがでしたでしょうか?

私たちラボスタッフは今後もウーパールーパーの赤ちゃんを見守っていきます。私たちに貴重な機会を与えてくれたウーパールーパーたちにも感謝し、大切に育てていきます。

最後にウーパールーパーの可愛い写真を添えて。笑
ウパ12

現在、アクアリウムラボは新型コロナウイルスの影響により一時閉館しております。再開しましたら是非お越しください。

ブログをここまで読んでくださり、ありがとうございました!



11期生 柿原


2021/02/10(水) 20:36 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!
北里大学アクアリウムラボ11期生の池羽です。
一段と冷え込みが強くなった12月ですが、いかがお過ごしでしょうか。
12月といえばクリスマスですよね。サンタクロースやトナカイといったマスコットに負けないようなアクアリウムラボのかわいいお魚を紹介します!

こちらが今回紹介するお魚です!
プロトプテルス・アンフィビウス
Protopterus amphibius (Peters, 1844)

20201210120153d40.png


アフリカ原産の肺魚の一種です。Protopterus属の中では最小の種であり、マルっとした体型がかわいらしく観賞魚としても人気があります。
北里アクアリウムラボで展示している肺魚には他にオーストラリアハイギョという種がいます。こちらはアンフィビウスと比べかなり大きな体をしています。
肺魚の一種ということですが、名前の通りこの魚は肺で呼吸をします。肺呼吸を行う魚は酸素を空気中から取り込み、二酸化炭素を水中で排出します。
肺魚は原始的な魚であり、酸素の少ない淡水での生活に適応するために肺呼吸を始めたと考えられています。

202012101202072f1.png


そしてその魚が海に戻り肺呼吸が不要になった結果、肺が浮き袋に進化したという説があります。肺呼吸が不要になった魚というのが広く知られる鰓(えら)呼吸を行う魚です。生き物の適応や進化って不思議ですね。
アクアリウムラボのプロトプテルスでも数時間に何度か水面に上がり呼吸をしている様子が観察できます。呼吸をするために小さなヒレで精一杯泳いでいる様子はとても可愛らしいです!
北里アクアリウムラボは感染症拡大防止のため一時閉館しております。開館した際にはぜひプロトプテルスの愛らしい姿をご覧になってください!
ご閲覧いただきありがとうございました!

2020/12/10(木) 12:04 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さんこんにちは。
北里アクアリウムラボ11期生の柿原です。

このブログを書いた日の日中の気温は28度もありました…!これからどんどん暑くなっていくようで、いよいよ夏だなあと感じています。

ところで、夏といえば、私は川に行きたくなります…!夏の日本の河川は冷たくて、本当に気持ちよく感じられます。それに比べて、アマゾン川などの熱帯地域の河川は日本の河川と比べるとかなり温かい印象がありますよね。今回は、そんな温かい河川を好んで住む、シルバーアロワナ(Osteoglossum bicirrhosum)について紹介していきます。

アロワナ1-1


このシルバーアロワナは、自然界ではアマゾン川やブラジルなどに生息しています。日本では観賞魚として飼育されているアロワナの中で最も一般的な種です。

『生きた化石』とも呼ばれ、私たちがよく絵にかくような魚と異なり、背鰭と尻鰭が非常に長いことが特徴です。泳ぐときは、体をくねらせつつ、これらをヒラヒラさせながら泳ぎます。
普段はとても優雅にゆったりと泳いでいるので、『かなり大人しいのかな?』と思われることも。しかし、これが意外と獰猛なんです。餌を見つけると…大きな下顎をあけて、餌に向かって…パクリ!!!アロワナが餌を食べている姿には本当に驚かされます。結構迫力があるんですよ。

アロワナ2-2

なぜアロワナはこんなに下顎を発達させたのでしょうか?
その秘密は、食べる餌によるものだそうです。アロワナは、肉食性で水面に浮かんでいる小魚やエビ、虫を食べます。食べるときは口を大きく開けて、周りの水と一緒に一気に餌を吸い込んで食べます。一枚目の写真でもわかるように、水面に漂っているのはそういう意味があったということをおわかりいただけましたか?

さて、ここからは同じ水槽で共存している生き物を紹介します!
先程述べたように、アロワナは水面近くを漂っています。…ということは、底生性の生き物であれば共存可能なのです!
ここでクイズです!共存している生き物はどこにいるでしょうか??

アロワナ3-3


見つかりましたか?正解は真ん中の下の方の草に隠れている、ポリプテルス(polypterus)です!

ポリプテルス1


なんともまあ可愛らしい…この写真のように、よく草に隠れている姿を観察できます。

このシルバーアロワナ水槽は海洋生命科学部棟2階にありますので、ぜひ足を運ぶ機会があれば共存している様子もご覧いただければと思います!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


2020/06/08(月) 11:59 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは。
アクアリウムラボ10期生、久保です。
季節が移ろい、肌寒い日も増えてきました。
そんな季節の中でもラボのお魚たちは元気いっぱいです。
今回紹介するラボのお仲間はスポッテッドガーLepisosteus oculatusです。
スポッテッドガー

まず長い口ですね。
スポッテッドガー 口

鋭い歯が並んでいて見た目はワニのようです。給餌の際には、すぐ反応して近寄ってきます。餌を食べるのは少し下手で、給餌の棒に噛み付いてくることも多々あります。

次に体表面の鱗でしょうか。魚の鱗は4つに分けられ、イワシなどが円鱗(えんりん)、マダイなどが櫛鱗(しつりん)、サメなどの楯鱗(じゅんりん)、そしてガーのもつ硬鱗(こうりん)があります。普段スーパーに売られているお魚にある鱗とは異なり、見た目はこんな感じです。
スポッテッドガー 鱗

ラボにいるお仲間のポリプテルスたちも同じ鱗を持っています。

最後は特定外来魚だということですね。魚類では、特定外来生物として26種が指定されています。環境省のホームページにリストが載っているので、よければ皆さんも見てみてください。もし、ペットで飼っている方がいたら、最後まで責任持ちましょう。

以上、ラボのスポッテッドガーの紹介でした!
ガーは外来魚水槽にいます。水槽内には他の種類の外来魚も一緒にいるので、アクアリウムラボにいらした際は併せてご覧ください!
お待ちしています。

2019/09/25(水) 00:23 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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