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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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暑い夏がやってきましたね~
こんにちは!10期生の篠原です!

先日はオープンキャンパスなどもあり,実際に北里大学に来た方も多いと思います.
アクアリウムラボを見学された方も,中にはいるのではないでしょうか?

そんな中私が今回紹介するのは常設展示されている個体ではなく,現在バックヤードで飼育されているハリセンボン(Diodontidae)です.
ハリセンボンと言われたら,体全体を膨らませてトゲが浮き出ている様子を思い浮かべそうですが,実は彼ら,毎日ずっとトゲトゲしているわけじゃないんです!

hari1

このように,普段は体全体がしぼんでいる状態で,トゲは浮き出ていません.
しかし,ひとたび自身の体に危険が及ぶと・・・

hari2

このように体全体を膨らませてトゲを浮き出させます!
この時は排水口に吸い込まれてしまっており,それにびっくりして体を膨らませていたようです.今では吸い込まれないように仕切りを付けているため,この姿をもう一度見ることはないでしょう.

このように状況によって姿形を変える魚もいるのです.
オープンキャンパスは今月の25日にも開催されます.是非アクアリウムラボにも足を運んでください!

最後まで見ていただきありがとうございました.
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2019/08/07(水) 14:18 | コメント:0 | トラックバック:0 |

こんにちは!10期生の松澤です。

長い梅雨が明け、気温も上がり、海開きの便りが聞かれる頃になりました!

海に行った際、岩や砂に紛れて生物が隠れているのを見たことはありますか?

今回はアクアリウムラボの中で擬態のプロであるオニダルマオコゼの紹介をしたいと思います!

オニダルマオコゼ(学名;Synaceia verrucosa)は体長が40センチほどになります。体表はこぶ状でボコボコとしており、岩礁や砂に擬態して生活しています。

見てください!この恐ろしい顔!!
写真①
名前の通り”鬼”のようですね。

左側にいるのがオコゼで、右側に置いてあるのはサンゴが白骨化したものです。近くに寄って見てみないとなかなか見つけられないですね、、!
でもこの恐ろしい見た目のオコゼも可愛いところがあるんです💛

オニダルマオコゼは浮袋をもたないため、大きく重たい体を動かして泳ぐのはかなり大変そうです。
普段はじっと動かず、自分の近くに寄ってきた獲物を捕らえるので泳ぐことを必要としないのであまり不便はないようです。

私も実際に泳いでいる様子を見たことはなく、映像でしか見たことがありません。本当に運が良ければ見ることができるかもしれません!!

先日展示場所が変わり、オコゼをより間近に見ることができるようになりました!
水槽の上部に蓋がついていませんが、絶対に手を入れたりしないようにしてください。
猛毒ですし、餌と勘違いして噛みつかれる恐れがあります。

アクアリウムラボに是非足を運んでください(^▽^)/

2019/08/01(木) 23:40 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!アクアリウムラボ第9期生の細川です。
最近雨ばかりで釣りに行けずにテンションがダダ下がりです・・・。

さて、そんな梅雨の時期に入る前に、私は江ノ島での磯の調査を行いました。
そこで採集された、江ノ島では珍しい生物を紹介したいと思います。

それが
コブヨコバサミ Clibanarius infraspinatus  です。


コブヨコバサミ

コブヨコバサミは皆さんが大好きなヤドカリ(自分が好きなだけ)の仲間です。
コブヨコバサミは主にアッキガイ科のアカニシという貝を宿としている大型のヤドカリで、脚には特徴的なオレンジ色の縦線があり、非常に見分けやすいヤドカリです。

さて、このコブヨコバサミですが、主に本州中部以南の干潟などに生息しており、そこでは特別珍しいヤドカリではありません。ではなぜ、江ノ島では珍しいのでしょうか。

2014年に発表された論文『江の島の潮間帯ヤドカリ類相』(北嶋ら)によると、江ノ島で5,339個体のヤドカリを採集調査した結果、コブヨコバサミは9個体しか採取されませんでした。これは全体のたった0.17%です。
今回、江ノ島で私は0.17%のヤドカリを採集することに運を使ってしまいました・・・。

このコブヨコバサミは近日、アクアリウムラボにて展示予定です。江ノ島ではあまり見ることの出来ないヤドカリを一目見に来てみては如何でしょうか?

2019/07/10(水) 13:49 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちはアクアリウムラボ9期生の萩島です。
このブログで私はサンゴについて紹介してきました。覚えているでしょうか?
以前のブログ
第一弾 海の宝石 サンゴ
第二弾 海の宝石 サンゴ
第三弾 海の宝石 サンゴ

今回はサンゴではなくイソギンチャクについて紹介したいと思います。
まずイソギンチャクについて簡単に説明したいと思います。
イソギンチャクはサンゴと同様に刺胞動物門・花虫綱に分類され、刺胞と呼ばれる毒針を持っています。
刺胞で小魚などを捕えたり、サンゴと同様に植物プランクトン(褐虫藻)を体内に取り込み
褐虫藻の光合成を利用するなどしてエネルギーを得ています。

アクアリウムラボのサンゴ水槽で展示しているイソギンチャクは褐虫藻を体内に取り込んでいるため
ライトを当てるだけでエサを与えていません!
ではサンゴ水槽で展示しているイソギンチャクを写真と共に紹介したいと思います。
タマイタダキイソギンチャク バルーンタマイタダキイソギンチャク ロング
写真1                                写真2
上の写真のイソギンチャクはタマイタダキイソギンチャク Entacmaeq ramsayiと呼ばれています。
写真1でわかるように触手が膨れています。しかし環境によって写真2のように触手が細長くなることもあります。

加えてサンゴ水槽にはマバラシライトイソギンチャク Parasicyonis maxima
(写真3)と呼ばれるイソギンチャクがいます!
LT
写真3
個人的に模様が不気味で怖い印象があります(°_°)
また実物を見るとわかるのですがデカいです!

今回は以上で終わりにしたいと思います。サンゴ水槽以外にもイソギンチャクは展示されているので是非見に来てください(^∇^)ノ

余談)
以前ブログでウミアザミについて紹介しました。→以前のウミアザミの記事
現在は以前よりもボリュームが増大し、水流にたなびく姿を見れるまで成長しています!
image1.jpegウミアザミ
現在のウミアザミ                         以前のウミアザミ


2019/06/26(水) 10:58 | コメント:0 | トラックバック:0 |

 こんにちは 9期生の寺岡です

 5月も後半に入り、神奈川県は真夏日を記録するほどの厚さになってきました
 そんな暑さの中、先日行った近所のスーパーでまだ寒い季節を思い起こすような海産物が売っていました
 売られていたのはアクアリウムラボでも飼育をしている生物なのですが、以前から観察していてどうしても気になる点があったため思わず購入してしまいました
 
それが今回ご紹介する トゲクリガニ Telmessus cheirgonus です



S__91987970.jpg
【エサの乾燥エビを食べるラボのトゲクリガニ】


S__91987972.jpg
【スーパーで買ってきたばかりの活きトゲクリガニ(2杯で約800円)】

 名前の由来は「背面が栗に似ている」ことに由来するようです。確かに甲羅の形を見ると栗に見えなくもないですね
 しかし、見た目に関して何か既視感を覚えませんか?
・・・そうなんです。何を隠そう、このトゲクリガニはあの高級品のケガニ Erimacrus isenbeckii との近縁種なんです!

 生息地はケガニとは少々異なりますが、北海道西岸から東京湾までとそこそこ冷たい海域に生息しています。ラボ内でも飼育に当たってはクーラーをつけて低水温で飼育しています

 さて、ケガニと近縁種だと分かると、誰もが最も気になってしまうのはやはり「味」かと思います
 そう、冒頭で僕が気になっていた点というのはまさしく「トゲクリガニの味」のことなのです

 今回はそれを確かめるべく、スーパーで購入したトゲクリガニを味噌汁にしてみました!
 調理は至って簡単です。
①トゲクリガニを塩茹でしたあとに半分に割る 
②別の熱湯に少量の鰹出汁と昆布出汁、割ったクリガニを加えて適当に出汁を煮出す 
③数分ほどしたら切った長ネギを入れ、味噌を溶かせば完成です!

S__91987971.jpg
【いざ実食!】

 汁自体にはカニの風味が強く感じられ、ネギのおかげで磯臭いというほどでもなく程よくまとまったと思います
 肝心のトゲクリガニですが、身がとても甘く、味噌の塩味と非常に良く合います
そしてなにより、カニ味噌の部分がとても濃厚で、ケガニよりも美味しいのでは?と感じるほどでした。

実際に食べた感想として、トゲクリガニはケガニに迫る美味しさがあると感じました
身はそれほど多くはないですが、このためだけに買う価値は十分にあると思いました

 皆さんもスーパー等で見かけた際には是非購入してみてはいかがでしょうか?
 

2019/05/22(水) 21:54 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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