FC2ブログ

プロフィール

ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

最新トラックバック
こんにちは!アクアリウムラボ10期生の遠藤です。

本日は最近アクアリウムラボに来たカギノテクラゲ Gonionema vertens についてご紹介したいと思います。

20190814182357b07.jpg

カギノテクラゲは直径2cm程の小さなクラゲです。「鉤の手」という名前のようにフックのような触手をもっており、その触手の先端にある付着細胞で海藻につかまり近くの餌を食べます。海藻につかまりながらゆらゆらと揺れる姿はとても可愛く癒されます。

20190814182439af8.jpg

また、傘のふちにはオワンクラゲで有名な緑色蛍光タンパク質があり発光するため幻想的な様子を見ることができます。

201908141824489a1.jpg

日本では春から夏にかけて見ることができますが、とても強い刺胞毒を持っているため海で見かけても素手で触らないよう気を付けてください!

アクアリウムラボではクラゲコーナーにてカギノテクラゲを展示しています。運が良ければ海藻につかまらず泳いでおるカギノテクラゲも見られるかもしれません!是非アクアリウムラボにて見に来てください!
スポンサーサイト




2019/08/14(水) 18:55 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!
9期生の田所祐輔です!
平成最後のブログになります!
今回は、バックヤードの水槽に、気になるクラゲがいたので紹介します!


ある日僕は、この魚たちがいる水槽のゴミ取りをしていました。
1556073638013.jpg


そのゴミに紛れてこんなものが…
1556073640108.jpg


これはクラゲの「ポリプ」という幼生です。

このポリプの付け根あたりからクラゲの傘が出てきて、やがてクラゲが水中を漂いはじめます。

この写真の赤矢印がさしているのがポリプから出てきているクラゲです。
Fotor_155607581931332.jpg
まだこの時点では種類はわかりませんが、自宅で飼育してみることにしました。


3日後…


ポリプからクラゲが出てきました!元気に泳いでいます!
1556073642054.jpg


さらに2週間後…

クラゲが大きくなりました!
1556073643765.jpg


十分に成長したため、このクラゲはサルシアクラゲSarsia tubulosaと同定できました!
透明な傘から伸びている4本の触手と傘からはみ出した口柄(こうへい)が特徴です!
1556073645224.jpg


今回紹介したのは、バックヤードの水槽内に偶然発生したもので、ゴミ取りをするまで僕も全く気づきませんでした。こんなふうに水槽全体をよく観察してみると、色々な発見があります。

是非アクアリウムラボに来て、展示水槽を観察してみてください!

最後まで読んで頂きありがとうございました!

2019/04/24(水) 12:47 | コメント:0 | トラックバック:0 |
 こんにちは、ラボ10期生の仲野です。


 まだまだ冷え込んではいますが桜も見ごろを迎え、すっかり春らしい季節になりましたね

みなさんは桜の開花とともに春の訪れを感じると思いますが、北里大学のアクアリウムラボにも春の訪れを告げる生物がいます。


それは、カミクラゲ Spirocodon saltatorというクラゲです。


fc2blog_20190402003521b50.jpg

 
 なぜ、春の訪れを告げるクラゲと呼ばれているのかといいますと、カミクラゲは冬から春にかけて姿を現すからです。

そして、桜が散るころには姿を消してしまいます。なんだか桜のように儚げでとても綺麗ですね


IMG_0640.png


 カミクラゲは細くて長い触手をたくさん持ち、髪の毛のようにみえることから、カミクラゲと名付けられたそうです。

また、カミクラゲの触手の根元には眼点と呼ばれる赤い点があり、光を感じる器官として機能します。

強い光を受けるとポンポン跳ねるように拍動することから、ラテン語でsaltato(飛躍)という文字が学名に使われています。


ラボでは現在カミクラゲを展示していますので、ぜひみにきてくださいね


2019/04/03(水) 00:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!10期生の遠藤です!

今回ご紹介するのはサカサクラゲCassiopea ornataです!

サカサクラゲの色は青みがかったものと褐色のようなものの大きく2種類に分けられます。
その色の違いは褐虫藻という藻類が共生しているか否かで、共生していないものは青っぽく、共生しているものは褐色になります。

20181226225432fc4.jpeg

201812262257155ca.jpeg


褐虫藻は光合成を行った時に発生する養分をサカサクラゲに与える、サカサクラゲは褐虫藻の住処となることで共生しています。
そのため褐虫藻が光合成をしやすいようカサを下にした状態で暮らしており、まさに名前の通り逆さなクラゲです!

ラボでは褐虫藻が共生しているサカサクラゲを展示しているのでぜひ見てみて下さい!

ではまた!

2018/12/26(水) 22:59 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちはアクアリウムラボ9期生の萩島です‼
以前からサンゴについて紹介しましたが、実は今回もサンゴについて紹介したいと思います(自分が好きなものでw)
以前の記事  第一弾 海の宝石 サンゴ
          第二弾 海の宝石 サンゴ
今回はサンゴの増殖方法についてです。
 サンゴの70~80%は精巣、卵巣どちらも持つ雌雄同体とされています。残りの20~30%は雄が精巣、雌が卵巣を持つ雌雄異体とされています。
またサンゴの多くは海水中に卵と精子を放出させて受精させています。この放出は年に1度海水温が上昇する春から夏にかけて一晩から数晩の間にされています。受精後はプラヌラ幼生と呼ばれるサンゴの子供となり、その後岩などに付着してポリプを形成します。ポリプ周辺組織が成長してそこから新たなポリプが出てきます。
アクアリウムでは稀にサンゴの産卵を確認できた水槽があるようですがほとんどはポリプ周辺組織の成長によって増殖します。
では実際にアクアリウムラボにいるサンゴの成長写真を見せたいと思います。
IMG_6133 (1)
これは依然紹介したムラサキハナズタ Pachyclavularia violaceraと呼ばれるサンゴです。
3か月前までは赤い線の部分まででしたが、現在は黄色の線まで成長しています。
よく見ると小さなポリプが咲いているのが分かると思います。
IMG_6135.jpg


もう一つ紹介したいのが下の写真の
IMG_6138.jpg
ウミアザミ Xenia sp.と呼ばれるサンゴです。根元(3枚目写真の赤い枠)の部分に新たな小さいウミアザミが生えています。これは元々大きなウミアザミの一部がちぎれて下のライブロックに付着し、そのまま成長しているポリプになります。 
 ムラサキハナズタやウミアザミなどのソフトコーラルは栄養塩がある程度ある水質、光量・水流などの適切な環境では成長スピードがかなり速いので日々の観察がたのしみです(^-^)/
サンゴは魚のような大きな動きはないですが徐々に成長します。これがまたサンゴ飼育の楽しみでもあります\(^o^)/
 今回はこんな感じでサンゴの増殖についてでした。サンゴについてはまだ話せることがありますので次回もサンゴシリーズのつもりですw
読んでいただきありがとうございました!
参考文献
『サンゴ礁学‐未知なる世界への招待状』 鈴木 款・大葉 英雄・土屋 誠 (2011) 東海大学出版会

2018/09/14(金) 10:34 | コメント:0 | トラックバック:0 |
検索フォーム
QRコード
QR
ブロとも申請フォーム