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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは、アクアリウムラボ10期生の吉田です。

いよいよ梅雨本番、ジメジメした日が続きますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
今回は アカハライモリCynops pyrrhogaster について少しお話しようと思います。

写真1↓
1183.jpg



アカハライモリは有尾目イモリ科イモリ属に分類される両生類の一種です。日本では飼育が容易なことからペットとして販売されていて身近な生き物ですよね。飼育されている方も多いのではないでしょうか?

イモリは、名前がよく似ているヤモリと間違われる事がありますが、イモリは水中で暮らす両生類、ヤモリは陸上で暮らす爬虫類であるため、分類上別の生き物になります。

どっちがどっちだっけ?となった時は家を守るから家守(ヤモリ)。井戸を守るから井守(イモリ)と覚えると分かりやすいかもしれません(*^^*)

アカハライモリの名前の由来である「アカハラ」とは、その意味の通り腹側が赤い事から来ていますが、この赤色は敵に自分が危険である事をアピールするための色、警戒色と言われています。

写真2↓
1184.jpg


では、アカハライモリの何が危険なのでしょうか?

その武器の正体とは·····「テトロドトキシン」という神経毒です。

テトロドトキシンは、フグが持つフグ毒としてよく知られていますね。
実はこのテトロドトキシン、猛毒として知られる青酸カリの500~1000倍強い毒性を持っているといわれています。

アカハライモリはこのテトロドトキシンを皮膚から分泌する事で敵から身を守っているのです。

可愛い見た目の割にこんな武器を持っているなんて魅力的な生き物ですね〜(​ *´꒳`*​)

テトロドトキシンは危険な毒ですが、手に付いただけでは害はありませんので、アカハライモリと触れ合った後にはしっかりと手を洗いましょう!

写真3↓
1185.jpg

今回ご紹介したアカハライモリはアクアリウムラボの3m水槽の右横で展示しています。キュートで危険なイモリ達に是非会いに来てくださいね。
それでは!
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2019/07/03(水) 16:57 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さん、こんにちは!10期生の築地です。
最近、魚料理食べましたか??
今回は前回に引き続き、魚料理について話していきたいと思います。

実は私事ながら、
魚を料理することにハマってしまい、ほぼ毎日
「野菜生活」ならぬ「魚生活」
になっています(笑)
なので、ラボにいる3匹の魚料理の豆知識を含めながら、話していこうと思います!
最後は是非とも読んでほしいですね…。

やはり、1番身近なのはマダイ Pagrus majorなんじゃないでしょうか?
マダイは骨が太いので、一応捌きやすいです!
ですが、頭を落とす時が少し大変です。
だけど、スーパー等でも1匹そのまま売ってある場合が多いので、是非とも捌いてみてほしい!

骨に沿わせて捌く「3枚卸し」がしやすいんです。
そして、皮引きしてお刺身にすると、こんな感じです!
マダイ
※赤みの強い左側がビンチョウマグロ、少し透明感が強い右側がマダイです。

次はヤマメ Oncorhynchus masouです。
ヤマメは「山女魚」と書くくらい、キレイなのですが、かなり上品な味も持ち兼ねています。
私的にオススメなのが、「塩焼き」!!
簡単な調理法に見えて、1番ヤマメ本来の味が味わえます!
また、卵は黄色く、少しイクラより粒が小さい!!
だから、プチプチ感がイクラよりも強いんです!!
もし、手に入るか目にする機会があれば、食べてみてください。
やまめ
※上がヤマメで、下がニジマス
タマゴ1

その次は、ハタタテダイ Heniochus acuminatusです!
なかなか食べたことのない方の方が多いのではないでしょうか…?
凄く可愛らしい見た目をしているのですが、実は美味しいんです!

身も少なく、捌くときに少し抵抗がありますが、
身にはカワハギを肝醤油で食べた時くらいのうま味があり、ほんの一部の地域でのみ食べられております。
もし、大きい個体が手に入る場合があれば、食べてみては…?
チョウチョウウオ1
※料理の写真がなかったので、ラボにいるかわいいハタタテダイです。

最後に、この半年「魚生活」を送った私ですが、
もし、刺身に飽きた、淡白すぎると思う方は、是非とも「漬け」を作ってほしい!!

切ってひと手間
漬け汁(醤油、白だし、バジル、コショウ、ニンニクor生姜など)を作り、それに一晩漬けるだけで、かなり美味しい…。
また、塩昆布をご飯に混ぜて、漬けを乗せるだけで、さらに美味しくなります!!
そして、「魚生活」では肌の調子もよくなりました!!
5.jpg

6.jpg


まだまだ話し足りないのですが、今回はこの辺で!
長々と最後までお読みいただきありがとうございました。

2019/03/20(水) 15:24 | コメント:0 | トラックバック:0 |


どうも皆さんこんにちは。9期生、現ラボリーダーの末野です。
もうすっかり春ですね。めでたく北里大学へ合格した皆様もいらっしゃることかと思います。皆様に会える日を楽しみにしています。

さて今回は「桜咲く」にかけて、桜に関する生物たちをご紹介していきます!


まずはこちら。マダイ Pagrus majorです。
まだい

ラボに来たばかりの時はかなりドス黒い体色だったのですが、今は非常に美しい桜色の体色となりました。馴染んだみたいでなにより……!



春が旬のマダイは別名"桜鯛"とも呼ばれ、お刺身、カルパッチョ、鯛めしなど様々な料理で日本人に親しまれてきた魚です。淡白な味でとても美味しく、お好きな方も多いかと思います。ちなみに正式名でサクラダイと呼ばれるお魚もいますが、そちらとは別種になります。

マダイについて→
”めでたい”お魚!!



お次はヤマメ Oncorhynchus masou
ヤマメの降海型をサクラマスと言い、その美しさ、生き様、全てが素晴らしいお魚です(僕が好きなだけ)。

サクラマスについて→Fighter
さくらます

こちらも春期に多く漁獲されます。脂乗りがとてもよく、非常に美味なお魚です。富山名物ますのすしもサクラマスを用いたものですね。


次!イイダコ Amphioctopus fangsiao

タコの足を甘く煮詰めた料理を"桜煮"といいます。イイダコは春期に産卵を行い、その卵は格別に美味!桜煮と共に是非とも味わっていただきたい一品です。
いいだこ
イイダコは弥生時代や古墳時代から食されていたと考えられており、かなり古くから日本人と馴染みのある生き物です。


ブログ書いていて思ったのですが、桜に関する生物はほとんどみんな美味しいヤツらなのがよくわかります。桜咲く!めで鯛!美味しい!桜に関する生物はみんな縁起がいいモノばかりですね(笑)。


さて、今回はこの辺で。

最後までお読み頂きありがとうございました~(´ω`)

2019/03/13(水) 16:33 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、9期生の志田です!

現在アクアリウムラボでは、ミズクラゲやサカサクラゲなど、様々な種類のクラゲを飼育しています。

クラゲはとても繊細な生き物なので、特に丁寧に扱う必要があります。
また、給餌は朝と夕方の1日2回行っています。

皆さんは、クラゲにはどの様な餌を与えているかご存知でしょうか?

そこで今回は、クラゲの餌について紹介したいと思います。

クラゲには、ブラインシュリンプと呼ばれる動物プランクトンを与えています。
アルテミア

この細かい粒一つ一つがブラインシュリンプです。
アルテミア2

このブラインシュリンプは、小型の甲殻類であるArtemia(アルテミア)属の一種であることから、アルテミアと呼ばれることもあります。

ブラインシュリンプの最大の特徴は、長時間の乾燥に耐えることができる耐久卵を産むということです!
アルテミア3

ブラインシュリンプの生息域が干上がって成体が死んでしまった場合、普通であればそこで繁栄は終わってしまいます…

しかし耐久卵であれば、雨が降るなどして再び繁栄できる環境になるまで卵のままで耐えることが可能です!
しかもこの耐久卵は10~20年も生きると言われています。

またこの耐久卵は、海水に入れると約24時間で孵化するので、小さい魚やクラゲの餌などとして重宝されています。

アクアリウムラボでも同様に、下の写真のように毎日ブラインシュリンプを孵化させてクラゲに与えています。
アルテミア4

いかがだったでしょうか。
ブラインシュリンプは小さなプランクトンですが、乾燥に耐えることのできる卵を産むという目を惹く特徴を持っています!

この様な、小さなプランクトンに注目してみるのも面白いと思うので、興味を持った方はさらに調べて見て下さい!
最後までご覧頂きありがとうございました。

2019/02/12(火) 16:08 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、8期の加藤です!

今日はラボのサカナのごはんについて少しお話をしましょう。

ひと口に魚と言っても食性は甲殻類やプランクトン、小魚に海藻などなど…実に様々です。ラボの個体はほとんどが野生個体ですから、入居したての子を餌付ける場合はまず自然界で食べていたであろう物を選んで与えます。しかし単一の天然餌料だけでは栄養のバランスが悪く、長期的に続けるのは実は良くありません。(人間と同じですね。)そこで…

20181010181316f03.jpg


「デデデン」「シュィィィィィン」

人工飼料の登場です。
これなら健康維持に必要な栄養素がバランスよく含まれているので与え続けても安心、という訳です。

しかしここで難点がひとつ……やっぱり美味しそうに見えないらしいのです。良く考えれば当たり前ですよね。私だって得体の知れないキューブよりは馴染みのあるラーメンかそこいらを食べたいものです。

見た目はともかく香りはお魚好みに調整されているので、悪食で目に入ったものをとりあえず齧る系の子はすぐ餌付きますが、まあまず初見では食べてくれないことが多いです。
ラボではこのように最終的には人工餌料にチェンジしていく方針で飼育しています。もっと規模の大きい水族館ではより自然界に近く色んな天然餌料を与えている場所もあります。予算と規模が成せる業ですね…

ともかく、人工餌料はミニチュア水族館の北里アクアリウムラボならではの特色かもしれません。

それでは今日はこのへんで_(:3 」∠)_

2018/10/10(水) 18:18 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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