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ラボスタッフ

Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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こんにちは!8期の大久保です。

今回は、普段飼育している生物が食べている「エサ」について書いていこうと思います。

生物の体や口の大きさ、食性などによって与えるエサは様々ですが、その中でもぜひ知って頂きたいのがアルテミアArtemia sp.です。

節足動物の仲間で、種によってはブラインシュリンプ、シーモンキーとも呼ばれています。

アルテミア1
小さくて写真が撮れなかったので、イメージイラストを描いてみました。
幼生と成体では、かなり姿形が異なります!


アルテミア2
実物はこのような感じです。オレンジ色をしているので幼生です。
当ラボでは、クラゲや熱帯魚のエサとして使用していますが、、実はすごい能力を秘めているんです!

その能力とは、卵が長時間乾燥に耐えられることです。アルテミアは海ではなく、塩水湖に生息しています。湖が干上がるなど、生息環境が厳しくなるとメスは乾燥耐久卵を産みます。この卵は10年でも20年でも生き続けることができると言われています。


アルテミア3
この茶色いつぶつぶが卵です。

また、アルテミアがいる塩水湖の塩濃度は8~25%と非常に高いんです!
海水が3.5%ほどなので、他の生物は生息できません。このおかげで、魚に食べられて全滅することなく生き延びてこられたんですね~
ちなみにお味噌汁は0.8~1.0%だそうです(笑)

一億年も前から形態が変化していないことから、生きた化石とも言われています。シーラカンスLatimeria chalumunaeやオウムガイNautilus pompiliusにも負けていません!(笑)

この生物、どんな味がするのかずっと気になっているのですが、勇気が出ず食べられていません、、。もし食べた経験のある方がいらっしゃれば、味の感想を教えて頂けると嬉しいです(^∇^)ノ

それではこの辺で!
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2018/06/19(火) 16:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
皆さんこんにちは!
本日のラボ日記は、9期生の岩垣がお送りします。

先日、MB棟2階に暮らすラボのトップアイドル、スポテッドガー Lepisosteus oculatusをバックヤードにお引越しさせました。
病気ではありませんよ!今日も元気に泳いでいます(*^^*)

image-13-04-18-04-30.jpeg


実は4月1日から、全てのガー科について特定外来生物としての規制が始まりました。もちろんラボのスポテッドガーも例外ではありません。そのため飼育の申請が必要になるので、準備を進めています。


前置きが長くなってしまいましたが、今回は特定外来生物についてご紹介します。

特定外来生物とは外来生物法(正式名称「特定外来生物による生態系に係わる被害の防止に関する法律」)によって指定される、生態系や人の生命、農林水産業に特に大きな影響を持つ生物です。その飼育、栽培、保管、運搬、輸入は卵や器官を含めて規制されています。

なぜここまで厳しく規制されているのか考えてみましょう。

長い時間をかけて成立した生態系に外来種を侵入させたらどうなるでしょうか。外来種は生息場所や餌を求めて在来種と競争していきます。なかには競争のなかで食う・食われる関係に順応していく種もいるかもしれません。
しかし在来種を捕食したり生息場所を奪うことで生態系のバランスを崩し、生物多様性が崩壊してしまう場合もあります。そのような影響力の強い種が特定外来生物なのです。そんな生物が飼育、運搬しているうちに野生に逃げてしまったら大変ですよね。
野生に暮らす在来種からしてみたら、いきなり大怪獣ゴ〇ラが現れるようなものでしょう。

特定外来生物に限らずこれ以上外来種による被害を防ぐためにも、「入れない、捨てない、拡げない」ことが大切です。

自然生息域から非自然生息域に「入れない」ことは、私たちひとりひとりには難しいかもしれません。しかし今飼っている生物を「捨てない」、既に野外にいる外来種をこれ以上「拡げない」ことを気を付けることなら出来るのではないでしょうか。




ここまで読んでくださってありがとうございました!

もし外来生物に興味を持って下さったのでしたら、是非こちらをご覧ください

https://www.env.go.jp/nature/intro/

日本の外来種対策(環境省)

2018/04/13(金) 16:49 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、ラボ8期の百瀬です(^-^)/

春が近づき、桜も咲き始めましたね!




ところで、突然ですがイモリ(Salamandridae科)とヤモリ(Gekkonidae科)の違いを説明することはできますか?

意外と知らない人も多いと思います。

ここで、今回はイモリとヤモリについて書こうと思います!




まず、最初にヤモリについてですが、ヤモリは爬虫類であり、カメ(Testudines目)やトカゲ(Squamata目)の仲間です。
ヤモリは漢字で「家守」と書き、名前の通りゴキブリ(Blattodea目)やハエ(Diptera目)などの害虫を食べ、家を守る生物として日本では古くから知られています。
また、ヤモリは主に陸上で生活しています。

ヤモリの代表としてこの子を紹介したいと思います!







ヒョウモントカゲモドキ







私が飼っているヒョウモントカゲモドキEublepharis macularius
パキスタンやアフガニスタン南東部に生息していますが、現在ではこの近辺の治安が悪化し野生のヒョウモントカゲモドキを見るのは困難に近いと言われています。





次に、イモリについてですが、イモリは両生類でありカエル(Mnura目)の仲間です。
イモリは漢字で「井守」と書き、水田などに生息する害虫を食べて井戸を守ってくれる生物として知られています。
また、イモリは水辺に生息しています。

イモリの代表としてこの子を紹介したいと思います!











アカハライモリ




ラボで展示している子で、アカハライモリCynops pyrrhogasterです!
アカハライモリはフグ(Tetraodontiformes目)と同じテトロドトキシンという毒をもち、お腹の赤色は「毒をもっているから近づくな」という警告色であると言われています。






このように、イモリとヤモリの違いは生息地の違いで考えるとわかりやすいかもしれないですね!

今回紹介した子以外にも、イモリやヤモリはたくさんの種類が存在し、体色も様々な為、調べるときりがないです(´・Д・)」





皆さんも家の周りや川の周りでイモリやヤモリを探してみて下さいね!
意外と近くにいるかもしれませんよ(=゚ω゚)ノ





それではこの辺で~(^-^)/
最後までご覧いただきありがとうございました!


2018/03/23(金) 12:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!8期の竹村です。

3月になり,外もポカポカで暖かくなってきましたね。

ここ最近,ラボにも,新しい生体がやってきたので,新たに水槽を立てることが多くなってきました。

マダコ

→こちらは,マンスリーで展示中のマダコ Octopus vulgarisです。とても頭がいいので,逃げないように試行錯誤してこのような感じです(笑)
今回は,新しい水槽の中の,バクテリアについて簡単に書いていこうと思います!

生体によって排泄された糞尿やエサの残りから,バクテリアによってタンパク質がアンモニアに分解され排出されます。このアンモニアは,とても強い毒性を持つためそのまま放置すれば生体が死んでしまいます。

しかし,硝化菌の硝化作用によってアンモニアを毒性の低い亜硝酸,硝酸塩にどんどん分解することで,生体にとって安心な環境になるんです。また,この硝化菌の住みかとなってい所がフィルターの中なので生体を飼育するときにはフィルターが必要になるのです。しかし,硝酸塩を空気中の窒素にする(脱窒する)バクテリアは空気を嫌う嫌気性であるので,水槽内で行うのはとても難しいです。
そこで,日々の換水を行うことで,余分な硝酸塩を除去することができるのです。

この硝化作用は自然界にもあり,水槽内で作ることによって生体にとって良い環境をつくることができるのです。


ラボでもこのように換水表を作って毎日忘れずに換水を行っています。

換水表(一部)
→換水表の一部分です( ̄^ ̄)ゞ
今回のお話は,ちょっと難しいですが,僕も今後勉強していき生体にとって良い飼育をしていきたいです!

今後,新しい水槽を随時立てていく予定なので,お楽しみに!



2018/03/16(金) 19:27 | コメント:0 | トラックバック:0 |
3月、春も近づいてポカポカ陽気…かと思えば夜はしっかり寒くてまだまだ防寒具が手放せませんね|ω`)
という訳で今日は花粉症の私ラボ8期加藤が鼻詰まり声でお送りしま……
20180306172902169.jpeg
あ゛ー!!!

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喧嘩しないし仲良いなとか思ってたら
イイ感じの枕にされてました
(左上:オニダルマオコゼSynanceia verrucosa 右下:オニオコゼInimicus japonicus)

そんなことはさておき、先日なんとラボを(プチ)改築しました!!
20180306184243f1d.jpeg
木材を切って……
201803061847334eb.jpeg
壁に貼っ付けました(要約)

地味なブツですが、コイツが意外と重要なんです。
魚を魅せるため、そして体調管理のためにも水槽ライトはラボに欠かせない物です。しかし毎日餌やりや水換えのために蓋の開け閉めをしていると水槽内に落として故障させてしまうことがどうしても起こり得ます。またプラスチック製の蓋にライトを直乗せしていると熱で変形する原因にもなってしまいます。

そこでッ
↑↑↑のようにライトをアームに固定し、前記の諸問題を解決しようという訳です!

バックヤードのことなので皆さんには実感しにくい変化だと思いますが、見えないところでもスタッフは頑張っているんだなーと知ってもらえたら幸いです(((^-^)))
最後まで読んでいただきありがとうございます。今日はこのへんで!

2018/03/06(火) 19:54 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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