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Author:ラボスタッフ
北里大学海洋生命科学部
ミニ水族館
『北里アクアリウムラボ』
学生スタッフ達による日々のあれこれをお届けします。

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はじめまして!アクアリウムラボスタッフ9期生の地齋です!




私が今回紹介するのは、サカサクラゲCassiopea ornataです。アクアリウムラボの出口近くに他のクラゲたちと並んで展示されています。




クラゲといえば海の中をふわふわ漂っているというイメージを持っている人が多いと思いますが、サカサクラゲはその名の通り逆さまになって海の底に張り付いて生活するんです!アクアリウムラボではよく壁にも張り付いています。その姿はなんだかイソギンチャクにも似ていますね。




では、サカサクラゲはなぜ逆さまで生活するのでしょうか?それにはサカサクラゲの体内に共生する褐虫藻が関係しています。




サカサクラゲは自分で餌を捉えるだけでなく、体内の褐虫藻が光合成によって作り出す栄養分も利用します。その褐虫藻は特に口腕に多いので、逆さまの方が効率よく光合成できるんです!




そんな褐虫藻のおかげで、サカサクラゲは小さな容器に入れて太陽光の届く場所に置くと、餌をあげなくてもなんと3ヶ月も生きることができるそうです!しかしサカサクラゲは栄養をもらってばっかりというわけでなく、ちゃんと代わりに炭酸ガスを与えて互いに助け合って生活しています。




ちょっと変わった見た目をしているサカサクラゲをぜひ見に来てください!




最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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2018/01/18(木) 14:30 | コメント:0 | トラックバック:0 |
はじめまして!新しくアクアリウムラボのスタッフになりました、9期生の鈴木です!

今回は最近アクアリムラボにやってきた新入りのクラゲを紹介したいと思います。
その名もウラシマクラゲUlrashimea globosaです!

image1.png


「ウラシマ」ってあの浦島…?
そうなんです!名前の由来はずばり浦島太郎!ウラシマクラゲを発見した日本人が名付けたそうです!
でもなんで浦島太郎なのかは分かりません。。。

実はこのクラゲ、傘の大きさは2cmくらいでとても小さいんです。
そして写真に写っている長い触手、この触手はエサをを食べるときに伸びるものなんです!

image1 (4)


触手を伸ばしていないときはこんなにも短いんです!
そして触手についているつぶつぶしたもの、とてもきれいですよね~、でも実はこれは全て刺胞毒の針なんです。
ウラシマクラゲはこの毒針を使って獲物をとっています。

きれいで面白いウラシマクラゲがいるアクアリムラボに是非遊びに来てください!!

2018/01/09(火) 12:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
はじめまして、新しくアクアリウムラボに入りました9期生の佐藤雅です。

私が今回紹介するのはアイゴ Siganus fuscescens です!!

アイゴは毒を持つ魚の水槽で展示していて、この水槽にはゴンズイ Plotosus japonicus もいます。

image1 (3)

アイゴは漢字で 藍子 と書きます。名前の由来はいくつかあり、1.体が藍色だから、2.アイヌ語でイラクサというトゲトゲした植物を指す「アイ」という言葉が、同様に棘を持つアイゴに使われたから(「ゴ」は魚を指す)などがあります。
ちなみに、アイゴはウサギのような優しい顔立ちから、英語では「ラビットフィッシュ」と呼ぶそうです!可愛いですよね!!


アイゴの特徴として、背びれ、腹びれ、臀(しり)びれの一部が棘状で毒を持つことが挙げられます!また、上の写真のアイゴは白っぽい斑点がくっきり見えますが、環境変化によって出たり消えたりします。

アイゴの普段見えない特徴として、その長く渦巻き状に収まっている腸があります。アイゴは海藻を主食としているため腸が大きく、さらにとても臭いのです!!しかし、アイゴの腸は一部の地域で「ぜんまい」と呼ばれ、珍味として重宝されているそうです。


上でも述べたように、アイゴは海藻を主食としているため、増殖すると藻を食べ尽してしまい、磯焼けの原因となってしまいます。
しかし!アイゴの身は美味しいので、食べるという方法で磯焼け対策を行っているそうです!

このブログを読んでアイゴに興味を持っていただけたら嬉しいです、ありがとうございました!

2017/12/19(火) 10:00 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは!7期の土です。

今回は、この前の台風一過の日の出来事をご紹介したいと思います。

9月17日に台風が来て、次の18日は晴天が広がっていました。そして晴天と一緒に広がっていたものがありました。


それは水溜まりです。

雨が降れば水溜りができるのは当たり前ですが、その水溜りも注意深く観察すると、面白い生物がいることがあります。
IMG_1574.jpg



なんと、家の前の駐車場にできたこんな小さな水溜りにゲンゴロウCybister japonicusがいたのです!

それがコチラ!

IMG_1534.jpg

生まれて初めてゲンゴロウを見ました(笑)
丸くて可愛いですね~


後ろ足に水かき状の毛(遊泳毛)がついており、泳ぐのが非常に速いです。また、体が流線型のため、掴もうと思ってもなかなか掴めません。
また、ゲンゴロウは翅の下に空気を溜めており、しばしばこの空気の一部を尾端から気泡として水中に出しています。この気泡内の空気中の酸素分圧が下がり二酸化炭素分圧が上がると、水中に二酸化炭素が溶け出し、逆に水中に含まれる酸素が気泡の空気中に入り込むことが知られています。このため、いったん翅の下に空気を取り込んで潜水すると、そこに元々含まれていた以上の酸素を得て長く潜水活動をすることができるという仕組みらしいです。

水かきと流線型フォルムによる遊泳速度、そして少量の空気による長時間潜水、まさに生きた潜水艦ですね(笑)
IMG_1533.jpg

また、体の側面が金色をしており、非常に美しいです。
IMG_1535.jpg


5cmほどの水深と、陸地だけ用意してあげればあとは何も入れずに飼育できます。
しばしば陸地に上がり甲羅干しをすることで、体温調節・殺菌・飛翔の準備などをしていると考えられています。
餌はクリルや、刺身、オキアミなど色々食べてくれるため、非常に飼いやすいです。餌あげ後は水換え必須ですが(笑)

こんなに飼いやすく、可愛いゲンゴロウですが、実は絶滅危惧II類 (VU)(環境省レッドリスト)に指定されています。
これは同じ水生昆虫のタガメLethocerus deyrolleiよりも絶滅危惧が心配されていることになります…
ゲンゴロウはタガメと違い、水生の幼虫が蛹になるための土でできた場所が水辺の近くに無くてはなりません。そのため、護岸の工事等の影響をもろに受けてしまうことなどが理由の一つであると考えられています。

だから今までゲンゴロウを見なかったのか… 

台風後の水溜りには貴重な生物がいる可能性があるので、雨が止んで晴れたらすぐに水溜り観察に出かけましょう!


それではこの辺で!


2017/10/03(火) 04:07 | コメント:0 | トラックバック:0 |
こんにちは、8期の桑名です。
暑い日が続いたり雨が降ったり、熱中症に気をつけなきゃいけませんね!

こんな暑い日には、海に行きたくなりますよねー!
そして暑い中、浜辺で隠れながらいたるところで動いてる生き物……
ヤドカリ!!の仲間たち!

ヤドカリ


ちょっと見にくいですけど、、、
人が来るとすぐ引っ込んじゃうシャイっ子です。

ヤドカリってずっと特定の貝に住み続ける訳ではないんですよね。
この大きさはよく見つかるのですが、この間、初めて!このサイズを見つけました!!

ヤドカリ ちび

ちっちゃい!!
小さくてかわいかったです!

皆さんも、ぜひ海に行ったら探してみてください。
一旦その場で止まってみて、何か動いているものがないのか見てみるといいですよ(*^_^*)
手の平でモソモソと貝から出てくる姿はこそばゆくなります…!

2017/08/18(金) 17:17 | コメント:0 | トラックバック:0 |
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